クラシックでも世代交代 HIMARIさん頑張れ!

五嶋みどり氏(出典 Wikimedia commons) 雑感
五嶋みどり氏(出典 Wikimedia commons)

 昨日のブログは「神童から巨匠へ 天才ヴァイオリニストHIMARIには感動しました」というタイトルで天才ヴァイオリン奏者の少女のことを書きましたが、思いがけず、結構多くの読者がアクセスしてくださったようで驚いてしまいました。

 皆さん、そんなにクラシックが好きだったんですか?ーてな感じです。

神童から巨匠へ 天才ヴァイオリニストHIMARIには感動しました
NHKスペシャル「バイオリニスト HIMARI 14歳、その響きの先に」(5月3日放送)をビデオ録画して観たら、本当に感動で打ちのめされてしまい、涙が出てきました。「天才ヴァイオリニスト」と呼ばれているHIMARIさんとやら、私自身、全く知…

 私はジャンルに拘らず、子どもの頃から色んな音楽を聴いて来ました。小学校低学年は演歌や歌謡曲、それ以降は洋楽ポップス。ですから、ビートルズは初期の「抱きしめたい」から同時進行でラジオで聴いていました。その延長で、中学高校大学の頃は特に英国系ロック(ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、クイーン、ポリス)にハマり、30代になると急にクラシックばかり聴くようになり、特にバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーのCDを毎日、部屋で掛けていました。40代からは、今度はジャズやボサノバに傾倒し、ロックはあまり聴けなくなり、今はまたクラシックに戻ったという感じです。

 昨日のブログで天才ヴァイオリニストHIMARIさんのことを「全く知らなかった」と書きましたが、クラシックと言っても、流行り廃りがあることに気がつきました。これでも、私はかつて、クラシック音楽担当記者をやったことがあるので、クラシック音楽に関してはかなり精通しているつもりでした。しかし、もう30年も昔の話なので、そんな知識(情報)なんか今では全く通用しないことが分かったからです。これは何処の世界でも言えますね。特に、半導体やIT業界は凄まじい勢いで進化していますから、数年前の知識は役に立たなくなったりします。

 当時(1990年代)、「天才ヴァイオリニスト」と言えば、五嶋みどりさんのことを指しました。彼女の母節さんがヴァイオリン奏者で、3歳からヴァイオリンを始め、「天才少女」と言われ、10歳ぐらいで名門ジュリアード音楽院に入学したあたりは、HIMARIさんとそっくりです。現在、どうされているのか調べたら、54歳になり、現役で演奏活動を続けているようです。この他のヴァイオリニストとして諏訪内晶子、堀米ゆず子、千住真理子、徳永二男、古澤巌、五嶋龍、樫本大進の各氏が人気でした。

 指揮者は、カラヤン亡き後のポスト世代で、レナード・バーンスタイン、小澤征爾、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトル、ダニエル・バレンボイム、カルロス・クライバーあたりが絶頂期でした。この中で、アバドさんだけ、記者会見でお会いしたことがあります(笑)。

 ピアニストは、ホロヴィッツ亡き後のポスト世代で、マルタ・アルゲリッチ、内田光子、マウリツィオ・ポリーニ、ダニエル・バレンボイム、スタニスラフ・ブーニン、エフゲニー・キーシン、イーヴォ・ポゴレリチあたりがブイブイ言わせていました。

 彼らの中には既に他界されたり、現役を引退された方もいますから若い人は知らないかもしれません。クラシックも当然のことながら「世代交代」していくんですね。特に現代は商業主義が絡んでいますから複雑です。今の若い演奏家は、もう私の知らない人ばかりです。

 HIMARIさんの今後の活躍はゾクゾクしますが、せめて、商業主義に潰されないことを願うばかりです。

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