書評

人類を破滅させないため読むべき本 ユヴァル・ノア・ハラリ著「ネクサス 情報の人類史」を読了

いやはや、すっげー本をやっと読破できました。ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳「ネクサス 情報の人類史」上下(河出書房新社、2025年3月20日初版)のことです。2020年代に読んだ本のベストワン 上下巻(4400円)合わせて500ページ...
雑感

生成AIの急進的進歩に平伏すばかり

今、ユヴァル・ノア・ハラリ著「ネクサス 情報の人類史」を読んでいるせいか、アルゴリズムやAI(人工知能)やアライメントなどについて、異様に関心を持つようになりました。以前は小馬鹿にしていた 以前は、それほど関心がなかった、というより、正直言...
雑感

🎬「ノー・アザー・ランド」は★★★★☆

昨年の独ベルリン国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞と今年の米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を獲得した「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」を観に行って来ました(東京・池袋シネ・リーブル。水曜サービスデイで1300円)。私のブログを長年...
雑感

「食べログ」にハマってしまった話

単なる身辺雑記です。 昨晩は、最寄り駅近くにある有名居酒屋で、呑み友達のK氏と一献傾けました。「宮仕え」しないとどうも人様との交流が大幅に減り、現在の自分の立ち位置を見失ってしまうことがあります。そういう意味で、月に1度、K氏と会うのもSo...
雑感

「ベテラン自然科学者から現デジタル社会の冷徹な解析法を学ぶ」 第64回諜報研究会

第64回諜報研究会が3月22日(土)、東京・早稲田大学で開催され、私もいそいそと参加しました。研究会開催は随分久しぶりで、指折り数えたら3ヵ月ぶりでしたが、会場での参加者はわずか7人、そのほとんどがNPO法人インテリジェンス研究所の理事ら関...
雑感

年金だけでは足りない!

かなり暗い話です。民放の夕方のニュースを見ていると、大抵、年金が少なくて生活に行き詰っている高齢者が登場します。彼ら、彼女らは「こうなるとは思わなかった…」と一様に青ざめて、溜息ばかりついておりました。 ある80代の独り暮らしの女性は、年金...
書評

書評するのが難しいユヴァル・ノア・ハラリの最新作「ネクサス 情報の人類史」

世界的大ベストセラー「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリの最新作「ネクサス 情報の人類史」(河出書房新社)の翻訳版(柴田裕之訳)が発売されたという新聞広告を見て、内容もタイトルもよく確かめずに発売日の3月8日に書店に走って買い求めまし...
雑感

特別展「古代DNA ー日本人のきた道ー」(国立科学博物館)を観て

ヌー150万頭、3000キロの旅 NHKの生き物ドキュメンタリー「ダーウィンが来た!」で先日、「数こそ力! ヌー150万頭の旅」をやってました。アフリカのタンザニアに棲息するウシの仲間のオグロヌーの150万頭もの大群が、餌の草を求めて、1年...
雑感

Forbidden stories 禁じられた記事

いきなり青臭い論議になりますが、最近とみに評判が悪いジャーナリズムとは何か?ー再考したいと思います。一応、私自身もジャーナリストを自称していますからね。自称ジャーナリストが濫立 そう、ジャーナリストは国家資格でも何でもありませんから、誰でも...
雑感

ネット情報と親和性について 磯田道史氏の記事アクセスに吃驚仰天

写真は、昨晩2025年3月13日夜9時15分時点での《渓流斎日乗》のアクセス数です。これらアクセス数は、普段、皆さんには御覧いただけませんが、管理人である私だけが見られることになっています(恐らく)。 御覧のように、この渓流斎ブログの一つの...