1936年のベルリン五輪で、いくらジェシー・オーエンス(米)が陸上4種目で金メダルを獲得しても、後世の人間には、ヒトラーによる「ナチス・プロパガンダの大会」と記憶されております。
同じように、今年のサッカー・ワールドカップの北中米大会は、どこが優勝しようとすぐに忘れ去られますが、国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティーノ会長によるトランプ米大統領に対する追従、忖度の大会と記憶されることでしょう。 とにかく、有り得ない、唖然とした出来事が起こりました。7月2日の米国対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、米国のエースストライカー、バログン選手が相手ディフェンスの足を蹴って一発発退場(レッドカード)となりました。これによって、この25歳の若い選手は7日のベルギー戦には出場できなくなりました。
これに異議を唱えたのがトランプ米大統領です。FIFAのインファンティーノ会長に電話で「ファウルではない。いかがなものか」とやんわりと抗議したようです。これを忖度したインファンティーノ会長は、米国選手の処分を「1年間の執行猶予」としました。理由は、「FIFA規律規定第27条に基づくもの」ということでしたが、全く理由なんかにはなっておりません。欧州サッカー連盟(UEFA)も抗議しましたが、却下されました。結局、バログン選手は、ベルギー戦に先発出場しましたが、相手サポーターから冷たい視線を浴びて、大した活躍ができないまま、米国はベルギーに1対4で敗れ去りました。
インファンティーノ会長を弾劾すべきだ
ま、騒動に巻き込まれたバログン選手は、可哀想と言えば可哀想です。1番いけないのは、規則を捻じ曲げたインファンティーノ会長です。昨年11月、トランプ大統領に「FIFA平和賞」なるブラックジョークみたいな賞まで授与した男です。スイスとイタリアの二重国籍を持つ弁護士出身らしいですが、まるで中世の宮廷の道化師(ピエロ、クラウン、フール、アルルカン)のような風貌です。80歳ぐらいに見えましたが、まだ56歳の若さだったとは驚きです。権力者の前では、絶えず平身低頭し、靴まで舐めて、追従と忖度をし続けてきた結果、FIFAの頂点に昇り詰め、あのような風貌が生まれたに違いありません。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、2026年大会に汚点と不名誉stigmaを与えた張本人です。年俸として約9億円も貰っているそうですから、これぐらい言っても、まだまだ足りないかもしれません。
この男を裁く人や機関はないのでしょうか?今の子どもたちから見ても、米国人以外は「おかしい」と疑問を抱いております。このままでは悪が栄えるディストピアの世界です。

コメント