高田勤之祐

書評

ブライアン・グリーン著「時間の終わりまで」を再読しています

もう何日も前からブライアン・グリーン著、青木薫訳「時間の終わりまで」(ブルーバックス)を再読しています。初めて読んだ時の「驚き」はさすがに薄れましたが、二度目に読んでも細かい所は忘れているので(笑)、滋味深い感動は得られます。  こういう難...
雑感

二階自民党元幹事長の「ばか野郎発言」は問題

3月25日、自らの派閥を巡る政治資金問題で政治不信を招いた責任を取って「次期衆院選に出馬しない」と表明した自民党の二階俊博元幹事長。不出馬の理由は85歳という年齢に関係するのかと記者に聞かれると「年齢の制限があるのか。おまえもその年、来るん...
雑感

インプ稼ぎとは?海外からも日本語で偽情報拡散

昨日、この《渓流斎日乗》に書いた「『この危機―100年間業界リーダーだった朝日が克服できるか』=第56回諜報研究会」という記事の中で、ネット投稿では、どんな軽薄な記事でもページヴュー(pv)さえ稼げれば広告収益が上がるので、「pvだけが全て...
歴史

第56回諜報研究会「この危機―100年間業界リーダーだった朝日が克服できるか」

3月23日(土)、東京・早稲田大学で開催された第56回諜報研究会(インテリジェンス研究所主催、早大20世紀メディア研究所共催)に久しぶりに参加して来ました。前回の第55回諜報研究会は昨年12月でしたから、実に3カ月ぶりです。  今回のテーマ...
歴史

有栖川宮記念公園にまつわる話 30年ぶりに旧友と再会

3月23日(土)、大学予備校時代の旧友と約30年ぶりに再会して、2時間ほどの短い同窓会を開きました。場所は、末岡君が住む東京・麻布の邸宅です。私が彼の自宅を訪れたのは20年ぶりぐらいでした。30年ぶりに再会したのは、徳島県に住む近藤君とで、...
雑感

どうなるドジャース大谷? 通訳が違法賭博で解雇

今、世界で最も注目されている人物の一人は、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手でしょう。試合の戦績は勿論のこと、彼のプライベートな奥さんの話に至るまで、一挙手一投足が分刻みで報道されるほどです。  そんな折り、長年公私ともに連れ添ってきた通...
書評

コミック版日本の歴史「平安人物伝 安倍清明」

目下、放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」を時には面白く、時には「えっ?そんなわけないでしょう?」と疑問を持ちながら見ています。  「源氏物語」を著した紫式部を主人公にした「王朝絵巻」ということですが、紫式部の母親が小さい頃に藤原道長の兄道...
書評

ラテン語さん著「世界はラテン語でできている」

ラテン語さん著「世界はラテン語でできている」(SB新書)を読了しました。後半になると、ラテン語と日本との関わりが出てきますので、読了すると、日本人でもラテン語が随分身近に感じられるようになりました。 ラテン語は死語ではない  結論として、著...
雑感

赤瀬川原平氏の「老人力」

最近、冷蔵庫を開けてから、「あれっ?何を出そうとしたんだっけ?」と思ってしまう事案が出てきました。老化現象なのでしょう。本人は認めたくないのですが、最近、人の名前が出て来なくなったばかりでなく、あれだけさんざん苦労して覚えた歴史的事件も英単...
雑感

生誕300年記念「池大雅」展

3月17日(日)、東京・出光美術館で開催中の生誕300年記念「池大雅」展(1200円)に行って参りました。昨日のブログをお読みになった方は直ぐ気が付かれたことでしょうが、私は、浜離宮恩賜庭園を初めて訪れた後、この美術館に立ち寄りました。地理...