昨日の老人ブログの続きです。
ぎっくり腰で寝返りも出来ず、痛みも引かないので、地元で評判の北田鍼灸院でハリを打ってもらうことにしました。
閑静な高級住宅街の一角にあり、看板がなければ通り過ぎてしまいますが、ここは、親子三代で60年以上も続く鍼灸院で、知る人ぞ知る「名医」だということでした。鍼灸医になるには、国家資格試験があるそうですね。ただし、鍼灸院は保険が効かないので、割高です。でも、ほおっておくと、悪化(慢性化)するというので仕方ありません。
施術は皮内鍼
恐らく三代目の若い先生が施術してくれましたが、とても丁寧でした。30代後半ぐらいに見えたのですが、御自分で今年50歳だと言うので驚いてしまいました。ハリを刺してもほとんど痛みは感じず、むしろ、「皮内鍼」といって皮膚内にハリをいれたまんまの施術を受けてしまいました。そのハリは直系1ミリにも満たないか細い小さなもので、入っているか入っていないか分からないほどです。雨が降ろうが、槍が降ろうが、1週間ぐらい付けておいてください、お風呂に入っても、スポーツをしても大丈夫です、などと言われてしまいました。
筋肉が神経を圧迫する現象
腰痛というのは、硬くなった腰の筋肉が血管や神経を圧迫する現象なんだそうです。以前は、とにかく安静にすることが肝心と言われましたが、最近は、過度の安静や運動は回復を遅らせるので、無理のない程度の日常生活を送る方が回復が早くなるというデータがあるようです。筋肉をほぐすストレッチングや散歩なども効果的だそうです。
最近はどうも身体にガタが来ていて、ぎっくり腰だけでなく、胸筋がつって激痛が走り、腕が上がらなくなってしまったことがありました。そう言えば、最寄り駅に近い漢方薬局の宣伝看板に「つる人」という怖ろしいコピーが大きな字で掲げてあったことを思い出しました。
施術中の雑談で、私が「もう寿命ですかねえ?」と聞いたら、先生は「そんなことありませんよ。まだお若いじゃありませんか」とお世辞を言ってくれたので、少しはメンタルヘルスになりました(笑)。
コメント