書評 人類を破滅させないため読むべき本 ユヴァル・ノア・ハラリ著「ネクサス 情報の人類史」を読了 いやはや、すっげー本をやっと読破できました。ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳「ネクサス 情報の人類史」上下(河出書房新社、2025年3月20日初版)のことです。2020年代に読んだ本のベストワン 上下巻(4400円)合わせて500ページ... 2025.03.30 書評歴史
歴史 「それを知ってどうするのですか?」 AI思考について 非常にマニアックな話ではありますが、賢明なる読者諸兄諸姉の皆さまの中には、この渓流斎ブログでかつて取り上げた鳥取池田藩主の末裔(第16代当主)で侯爵だった池田仲博氏(1877~1948年)のことを覚えている方も多いと思います。正直申し上げて... 2025.03.11 歴史雑感
歴史 「洛中洛外図屛風」に新説? 室町巨大タワーの秘密 国宝にも指定されている「洛中洛外図屏風(らくちゅう らくがい ずびょうぶ)」がありますが、皆さんも御存知だと思います。京都の洛中(市内)と洛外(郊外)にある寺社仏閣などの景観だけでなく、祇園祭の山鉾巡行など風俗まで描いた屏風絵です。室町時代... 2025.03.09 歴史
書評 磯田道史著「日本史を暴く」を読む 風邪を引いてしまい、丸2日間、寝込んでしまいました。馬鹿じゃなかったんですねえ(笑)。 微熱と軽い咳という軽症でしたが、酷い悪寒に襲われ、ブルブル震えておりました。体力が衰えるのは仕方がないにせよ、気力が低下してしまい、何もやる気が起こらず... 2025.03.06 書評歴史
歴史 二・二六事件の日に思ふこと 本日は、2月26日です。2月26日といえば、やはり昭和11年(1936年)に起きた「二・二六事件」です。日本史上最大の出来事の一つで、恐らく最も多くの関連書籍が出版されているのではないでしょうか。数千冊に上るかもしれませんが、私自身は不勉強... 2025.02.26 歴史雑感
歴史 歴史講座「仕掛け人 蔦屋重三郎」(下)を聴講しました 自宅近くの公民館で開催された歴史講座「仕掛け人 蔦屋重三郎」の2回目、最終回を聴講して来ました。蔦屋重三郎本人の話から随分飛躍した話が多かったのですが、2回目で慣れたせいか、初回のように面食らうことはなく、充実した内容には感服しました。 以... 2025.02.25 歴史雑感
歴史 吉田茂が相続した150億円は何処へ行った? 先日、NHK-Eテレで放送された「偉人の年収 How much?」という番組で、史上最多の5回も内閣総理大臣を務めた吉田茂を取り上げていました。吉田は明治11年(1878年)、土佐の自由民権運動の闘士・竹内剛の五男として生まれましたが、竹内... 2025.02.21 歴史雑感
歴史 歴史講座「仕掛け人 蔦屋重三郎」(上)を聴講しました 自宅近くの公民館で、歴史講座「仕掛け人 蔦屋重三郎」が行われるというので申し込んで、昨日、行ってみました。暇ですからね(笑)。2回行われる講座の初日です。 会場には抽選で選ばれた50人ほどの人が参加していました。平日の午前なので、参加者は地... 2025.02.19 歴史雑感
書評 「3か月でマスターする江戸時代」はテレビより本の方が詳しい Eテレで、今年(2025年)1月8日から放送開始した「3か月でマスターする江戸時代」という番組を見ています。「3か月」ですから3月26日の第12回分まで続きます。本日2月12日放送分は第6回(なぜ立て続けに「改革」した?①徳川吉宗~田沼意次... 2025.02.12 書評歴史雑感
書評 牧久著「成田の乱 戸村一作の13年戦争」を読了しました 牧久著「成田の乱 戸村一作の13年戦争」(日本経済新聞出版、2025年1月17日初版)を読了しました。少し時間が掛かったのは、農民を中心にした成田国際空港建設の反対同盟に参加した「過激派」とも「新左翼」とも呼ばれた学生連盟の派閥の知識がほと... 2025.02.09 書評歴史