書評 毎日のスクワットのすすめ 酒向正春著「筋肉革命95」 昭和30年の男性の平均寿命は63.60歳 「人生100年時代」と喧伝されておりますが、日本人の平均寿命は、昭和30年(1955年)は男性63.60歳、女性67.75歳でしかなかったんですね(厚労省統計)。還暦になれば、「今年、六十のお爺さん... 2025.05.11 書評雑感
書評 「NFT」も「アートークン」も理解不能でした 成田悠輔著「22世紀の資本主義」 成田悠輔著「22世紀の資本主義」(文春新書)を読了しましたが、私のような昭和アナログ世代の頭では全てを理解することが出来ず、単なる感想文に終わってしまうことをお許しください。 そもそも、何でこの本を読んだのかと言いますと、以前に渓流斎ブログ... 2025.05.07 書評
書評 日本人がほとんど知らない「ソ連崩壊とプーチン報復の真相」 春名幹男著「世界を変えたスパイたち」 少し鳥肌が立つほど興奮する本を読んでしまいました。春名幹男著「世界を変えたスパイたち ソ連崩壊とプーチン報復の真相」(朝日新聞出版、2025年2月28日初版)です。春名氏は、共同通信のワシントン支局長などを歴任した国際ジャーナリストで、私も... 2025.05.05 書評歴史
書評 人類を破滅させないため読むべき本 ユヴァル・ノア・ハラリ著「ネクサス 情報の人類史」を読了 いやはや、すっげー本をやっと読破できました。ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳「ネクサス 情報の人類史」上下(河出書房新社、2025年3月20日初版)のことです。2020年代に読んだ本のベストワン 上下巻(4400円)合わせて500ページ... 2025.03.30 書評歴史
書評 書評するのが難しいユヴァル・ノア・ハラリの最新作「ネクサス 情報の人類史」 世界的大ベストセラー「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリの最新作「ネクサス 情報の人類史」(河出書房新社)の翻訳版(柴田裕之訳)が発売されたという新聞広告を見て、内容もタイトルもよく確かめずに発売日の3月8日に書店に走って買い求めまし... 2025.03.20 書評
書評 磯田道史著「日本史を暴く」を読む 風邪を引いてしまい、丸2日間、寝込んでしまいました。馬鹿じゃなかったんですねえ(笑)。 微熱と軽い咳という軽症でしたが、酷い悪寒に襲われ、ブルブル震えておりました。体力が衰えるのは仕方がないにせよ、気力が低下してしまい、何もやる気が起こらず... 2025.03.06 書評歴史
書評 「3か月でマスターする江戸時代」はテレビより本の方が詳しい Eテレで、今年(2025年)1月8日から放送開始した「3か月でマスターする江戸時代」という番組を見ています。「3か月」ですから3月26日の第12回分まで続きます。本日2月12日放送分は第6回(なぜ立て続けに「改革」した?①徳川吉宗~田沼意次... 2025.02.12 書評歴史雑感
書評 牧久著「成田の乱 戸村一作の13年戦争」を読了しました 牧久著「成田の乱 戸村一作の13年戦争」(日本経済新聞出版、2025年1月17日初版)を読了しました。少し時間が掛かったのは、農民を中心にした成田国際空港建設の反対同盟に参加した「過激派」とも「新左翼」とも呼ばれた学生連盟の派閥の知識がほと... 2025.02.09 書評歴史
書評 牧久著「成田の乱 戸村一作の13年戦争」を読み始めています 数日前から牧久著「成田の乱 戸村一作の13年戦争」(日本経済新聞出版、2025年1月17日初版)を読み始めております。著者の牧さんは、「1941年(昭和16年)大分県生まれ」と公表されていますから、既に傘寿は過ぎ、米寿に近づこうとしています... 2025.02.05 書評
書評 山東京伝「江戸生艶気樺焼」を初めて読みました 先日、今年のNHK大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎を特集していた「歴史人」(ABCアーク)2月号を購入し、蔦重に関してはかなりのことが分かったので、「も、い、か」と思ったのですが、逆に興味に拍車が掛かり、「蔦屋重三郎が生んだ『出版文化』」を特... 2025.02.01 書評歴史