書評

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19世紀のパリ著名人、総登場

最も多い相手は、同業者でもある作家や詩人、批評家や編集者ではありますが、ミュッセ、ハイネ(独)、バルザック、メリメ、アレクサンドル・デュマ(父子)、ユゴー、ボードレール、フロベール、ゾラ、ツルゲーネフ(露)、ドーデ、アンデルセン(デンマーク...
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偶然「天下人」になれた徳川家康?

1年半前に図書館で予約していた磯田道史著「徳川家康 弱者の戦略」(文春新書、2023年2月20日初版)が、長い順番待ちの末、やっと手に入りました。3日間程で読了しましたが、2023年に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」の種本と言いま...
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大実業家の人、堤康次郎(2・完)

老川慶喜著「堤康次郎 西武グループと20世紀日本の開発事業」(中公新書、2024年3月25日初版)をやっと読み終わりました。  本当に「やっと」です。何でかな? まるで企業の決算書  もしかして、当初、期待していた内容ではなかったからかもし...
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我々は何のために生まれてきたのか?

「我々は何のために生きているのか?」  「生きていると何故、こんなに悩みが多いのか?」  「何故、他人が気になるのか?」  「そもそも、我々は何のために生まれてきたのか?」  このようなアポリア(難問)は、人間として生まれてきたからには、老...
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紫式部も藤原道長も幸福だったのか?現実は厳しい

倉本一宏著「紫式部と藤原道長」(講談社現代新書、2023年9月20日初版)を読み終わりましたが、最後の方は、私自身も、何とも喉がかわいて、病悩でのたうちまわってしまう感慨に襲われてしまいました。  藤原道長の晩年がそうだったからです(藤原実...
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紫式部と藤原道長の意外な関係

NHK大河ドラマはいまだに世間の皆様方に影響力があります。今年(2024年)の大河ドラマは「光る君へ」(脚本大石静)で、「源氏物語」を書いた平安時代の紫式部が主人公になっていますが、登場する人物関係が複雑で、どうしても「参考文献」が読みたく...
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毀誉褒貶の人、堤康次郎(1)

老川慶喜著「堤康次郎 西武グループと20世紀日本の開発事業」(中公新書、2024年3月25日初版)を読み始めています。  軽井沢や箱根などの別荘地の開発者、目白文化村や国立(くにたち)学園都市(東京商科大学、現一橋大学)などの住宅開発、それ...
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麻田雅文著「日ソ戦争」を読み終わりました

麻田雅文著「日ソ戦争 帝国日本最後の戦い」(中公新書、2024年4月25日初版)をやっと読み終わりました。文章や内容が難しかったわけではありません。読むのに時間が掛かってしまったのは、ヤルタ協定の密約とはいえ、日ソ中立条約を一方的に破棄して...
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麻田雅文著「日ソ戦争」を読み始めています

今、結構巷で話題になっている麻田雅文著「日ソ戦争 帝国日本最後の戦い」(中公新書2024年4月25日初版)を読み始めています。評判通り、かなりの力作です。  著者の麻田氏は1980年生まれで、今年44歳。岩手大学の准教授です。私のような老師...
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柏原光太郎著「東京いい店 はやる店」を読了しました

柏原光太郎著「東京いい店 はやる店」(新潮新書)を読了しました。  6月17日付の《渓流斎日乗》の記事「柏原光太郎著『東京いい店 はやる店』を読み始めました」の中で「物足りないなあ」とかなり露骨に批判してしまったので、名誉挽回、汚名返上にな...