大怪我した旧友が復活しました

東京・池袋駅西口 Wikimedia Commons 雑感
東京・池袋駅西口 Wikimedia Commons

 昨晩は、東京・池袋の有名居酒屋「やきとん千登利」で、小中学校時代の旧友石田君と三由君と私の3人で懇談しました。昨年9月末に、この3人と同じメンバーで御徒町の「吉池食堂」で会う予定でしたが、石田君は現れず、メールも電話も繋がらなかったことは、昨年の拙ブログに書いたことがあります。

 石田君はどうしたのかと言いますと、その数日前に転んで、後頭部を打撲し、3カ月も入院する重傷を負っていました。歩行訓練などリハビリもあったので、やっと、約束した日から8カ月ぶりに再会することが出来たのです。

全治7~8カ月の大怪我

 相当な重傷です。今回は、石田君に「大怪我」の詳細について聞くために、まだ本調子ではないところを無理にお願いして面会強要したわけです。彼は、どこかの道で滑って転んだのかと思いましたら、私も連れて行ってもらったことがある彼の自宅近くの行きつけの呑屋さんで一人で飲んでいて、少し気分が悪くなったかな、と思った瞬間、椅子ごと後ろに転倒して後頭部を打撲し、救急車で運ばれ、気が付いたら病院で寝ていたというのです。

 彼から詳しい経緯と説明があるかと思ったら、それで御仕舞いです。わずか10秒足らずの話で終わってしまいました。それにしても全治7〜8カ月の重傷ですよ。頭蓋骨内出血があったようですが、手術はせず、ひたすら安静にして自然治癒力で治したようでした。

 私はかなり心配していたのですが、彼の性格なのか、あっけらかんとしていたので拍子抜けしてしまいました。

東久留米市立東中学校

 3人が通った中学校は、東京都東久留米市立東中学校という全く無名の公立学校でしたが、いわゆる成績が良い、頭が良い子が綺羅星の如く?揃っていました。子供の時は分かりませんでしたが、公務員住宅(団地)から通って来る者が多く、父親が外務省や大蔵省など官僚の子弟が多かったのでした。

 中でも伝説的に頭抜けて聡明だったのが、平田典子ちゃんというおでこの広い女の子で、彼女は東京都の模擬試験で2位という成績を収めたことがありました。彼女は、確か、お茶ノ水女子大学附属高校に進学し、その後どうなったのかと思ったら、パリ大学院等で博士号を取得して数学者になっていました。(現在、日大理工学部数学科特任教授)

 もう半世紀以上前の大昔の話です。石田君と三由君は優等生で名門都立国立高校に進学しました。その2人が「平田にはとても敵わなかった」と脱帽するほどです。私は、中学2年生の頃、悪友と付き合い、グレてしまい、成績は急降下して落ちこぼれになりましたから、あまり2人の話についていけませんでしたが。

平田典子博士に再会したい

 石田君は全治8カ月の大怪我、三由君も私も以前、大病したことがあるので、こうして3人が再会できたのは奇跡的だったかもしれません。「いつか、死ぬ前に平田先生には会ってみたいね」。3人の意見は一致しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました