7年ぶりの京都の旅 2日目 安土城址〜彦根城

安土城址 keiryusai.net 歴史
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 京都には何度か旅行に行っておりますが、大抵、2泊3日程度です。ま、それで十分です(笑)。今回、3泊4日にしたのは、隣りの滋賀県に足を伸ばす魂胆があったからでした。目的は、安土城址と彦根城巡りです。心配だったのは、体力面でしたが、1日2万2538歩、完歩できました。

第2日(2月12日 木曜日)

 まず、京都駅からJR琵琶湖線に乗って、安土まで行ったのですが、わずか9分で、滋賀県の県庁所在地がある大津に到着。県庁所在地同士がこんな近いのは、日本一じゃないでしょうか?

 京都駅から安土駅まで54分(770円)。何で分かるのかと言いますと、ちゃんとメモしたからですよ(笑)。安土駅前には織田信長像があり、今年は築城450年という節目の年であることを大きな看板で伝えていました。今年は何かの式典があるのでしょう。安土駅から城跡までレンタサイクルがあるということで借りることにしました。駅前は大きな商店街があるわけでもなく、はっきり言って寂れていました。

安土駅前の織田信長像 keiryusai.net
安土駅前の織田信長像 keiryusai.net
「安土城築城450年」後方の「深尾自転車」はレンタサイクルした店 keiryusai.net
「安土城築城450年」後方の「深尾自転車」はレンタサイクルした店 keiryusai.net

 レンタサイクルは3時間700円をお借りすることにしました。かなり高齢の女性が対応してくださったので「失礼ですが、お幾つですか?」と聞いたら、「90歳です」とのお答え。地図をくれて、城跡までの簡単な道順を教えてくれました。

私の年齢を正直に言ったら、「あらまあ、お若い!」とお世辞を言われてしまいました(笑)。

安土城を見ずして死ねるか

 そして、ついに念願の安土城址に到着しました(入城料700円)。「安土城を見ずして死ねるか」と思っていたので、感無量です。しかし、大手道から天守跡まで石段を使って山道を25分、かなりきつくて堪えました。安土山は標高199メートル。「何で、織田信長が好き好んで、こんな所に城を作ったのだろう?」と思ってしまいました。

安土城址 keiryusai.net
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安土城跡 keiryusai.net
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 「麓」には前田利家や羽柴秀吉らの館もありましたが、天主が完成したのは1579年5月、その3年後の1582年に本能寺の変があり、安土城の天主も消失しますから、「わずか3年の生命」だったという幻の城です。最近では研究も進み、天主は五重六階地下一階、最上階は金色、下階は朱色の「八角堂」になっていた復元(想像)模型図が6種類近く、城址近くの「安土城考古博物館」に展示されていました。

伝前田利家邸跡 keiryusai.net
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伝羽柴秀吉邸跡 keiryusai.net
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安土城址 keiryusai.net
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天主閣跡 keiryusai.net
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本丸跡 keiryusai.net
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天主閣跡 keiryusai.net
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 同博物館では、CGで作られた「織田信長と安土城 宣教師ヴァリニャーノが見た天下人の城」を巨大スクリーンで上映していました。同時代の欧州には見られない大変豪華絢爛な建造物で、信長は、宣教師ヴァリニャーノが帰国する際に、狩野永徳に描かせた「安土山図屏風」を贈呈したといいます。これは天正遣欧少年使節団と共にローマの教皇庁に運ばれ、保管されましたが、行方不明になっているようです。これが発見されれば、真の安土城の姿が復元されることでしょう。

摠見寺三重塔 keiryusai.net
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摠見寺跡 keiryusai.net
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 この後、幻の安土城を原寸大に復元したという「信長の館」に行こうとしたら、この日は残念ながら休館でした。しかも、この信長の館に付属したレストランでランチを取ろうと思っていたのに、ここも休業で、安土駅に戻るしかないか、と諦めました。

信長の館 keiryusai.net
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 安土城下町では、楽市楽座を行われ、かなり賑やかだったことでしょうが、今は全く閑散としていて、自転車で走っていても、車の往来はあっても、ほとんど人影すら見当たりません。諸行無常を感じでしまいました。

 私は方向音痴ですから、Googleマップを使って、どうにか安土駅の反対口まで辿り着き、駅下のトンネルを潜って、レンタルした自転車を返還し、どこかの飲食店に入ろうかと思ったら、見つからないのです!つまり、ない!のです。仕方がないので、また反対口に戻って、駅前にあった「安土城郭資料館」にカフェがあったので、そこに入ろうとしたら、資料館の人が「もうカフェはやっていませんが、駅の反対側に食堂があるのでそちらに行かれたらどうですか」と親切にも、わざわざ館外に出て、指をさして場所を教えてくれました。そこは、駅周辺でたった一軒だけ営業していると思われる食堂でした。

 その食堂で、鯖塩焼き定食を選ぶと、食後のコーヒーまで付いていて、お店の人は大変優しくて丁寧だったので、安土の人には大変好感を持ちました。

彦根の人は観光客相手疲れか?

 この後、彦根城を目指しました。もうクタクタでしたが、昼食を摂って少し元気が出て来ました。安土駅から彦根駅までJRで21分(330円)。ここから歩いて15分ぐらいの所に国宝彦根城があります。

彦根城 keiryusai.net
彦根城 keiryusai.net
彦根城 keiryusai.net
彦根城 keiryusai.net
ひこにゃん keiryusai.net
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 彦根城は「現存12天守」のうちの一つですが、写真や映像で見るより、意外と小ぶりでした。言わずもがなですが、彦根城は、徳川四天王の一人、井伊直政を初代とする彦根藩の城です。

 幕末の「桜田門外の変」で暗殺された大老井伊直弼の誕生地であり、彼の銅像もありました。東京都世田谷区の豪徳寺は井伊家の菩提寺で、井伊直弼の墓があり、昨年お参りしましたから、これで、井伊直弼の生誕地と墓地をカバーしたことになりました。

井伊直政像 keiryusai.net
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井伊直弼生誕地 keiryusai.net
井伊直弼生誕地 keiryusai.net

 私は城好きで、「日本100名城」のスタンプ帳も持参して来たので、天守の下足番の人に、スタンプの場所を聞いたら、そのおじさんは「えー?スタンプ? 天守なんかに置いてせえへんでえ。西の丸じゃねえかなあ」とぶっきらぼうな応対です。大抵、城のスタンプは天守に配備されているものです。安土の人はあんなに親切だったのに、彦根の人は観光公害に侵されているせいか、不親切だなあ、と思いました。いやはや、不親切なのは彼だけだったのかも知れませんが…。

天秤櫓 keiryusai.net
天秤櫓 keiryusai.net
天秤櫓 keiryusai.net
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彦根城 keiryusai.net
彦根城 keiryusai.net

 結局、100名城のスタンプは西の丸にもなかったのですが、もう面倒臭くなって、「西の丸」のスタンプを押して帰りました。

彦根城 keiryusai.net
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 彦根城内には能舞台や、玄宮園という立派な日本庭園もありましたが、やはり、あの姫路城には、その規模といい、豪勢さといい、残念ながら劣りますね。個人的には高知城や松山城の方が好きです。そして、不親切なおじさんのお陰で、いくら国宝とはいえ、彦根城より安土城の方が好きになりました(笑)。

玄宮園と彦根城 keiryusai.net
玄宮園と彦根城 keiryusai.net

 「彦根城と博物館と玄宮園」の観覧料金は1500円。いい写真が撮れました!

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