2025年12月31日、大晦日です。今年もあと僅か。この一年、《渓流斎日乗》ブログをご愛読賜りまして、誠に有り難う御座います。
えっ? たまたま通りすがりに初めて覗いてみた方ですか?
ま、そりゃあそうでしょうね。私も発信するだけで、他人様のブログは滅多に読みませんからね(苦笑)。それに今年は、「ブログの時代は終わった年」として記憶されることでしょう。特に、私が2005年、生まれて初めてブログに挑戦した「gooブログ」が今年11月18日をもって、21年の歴史に幕を下ろしてしまいましたからね。
gooブログを主宰するNTTドコモは、ブログサービス終了の理由について、システム維持コストの増大や、YouTubeなどSNS投稿への移行による利用者減少などを挙げているようですが、要するに広告媒体としての収益悪化が最大の理由だったのではないでしょうか。
つまり、商業主義的理由で採算が取れなくなったということです。そりゃ、活字のブログよりも動画のSNSの方に大衆は群がりますよ。
広告を制する者が世界を制す
IT長者の連中は、新聞やラジオ、テレビ等を「オールドメディア」として蔑んでおりますが、数年前からインターネット宣伝広告が新聞、テレビ等のそれを凌駕したからに他ありません。「広告を制する者が世界を制す」というわけです。IT長者の勝ちです。
「ブログの時代は終わった」というのに、何でお前は続けているのか、ですって? ま、それは、商業主義に染まっていないから、という言い方が出来るのかもしれません。確かに、今年12月3日、2年以上、20回以上挑戦し続けてやっとGoogle AdSenseに合格しましたが、1日の広告収益が20円程度かそこらでしたら、たかが知れています。それこそ採算が取れるわけがありません。先日、脱税して捕まったインフルエンサーなる美人女性は、動画広告で年間3億5000万円以上の収益があるといいますから、普通なら、ブログなんて馬鹿らしくてやってられませんよね?
書き続けるのは職業病?
それでも続けているのは、現役記者時代、何十年も、毎日のように何がしかの原稿を時間制限の中で書き続けて来たので、「職業病」になってしまったからだと思います。面前に起きたことをすぐさま活字化しないとどうも気持ち悪くて、気が済まないのです。それが今でも続いているということだと思います。テレビ局や映画会社に勤めていたのなら、動画に走ったでしょうが、新聞記者は、腐っても活字なんですよ。
MacBookは相棒
今年2025年は、個人的にも色々ありました。やはり1番の出来事はGoogleAdSenseの合格ですが、パソコンDellのWindows10で、Microsoftが更新サービスを終了したため、AppleのMacBookに機種変更したことも挙げておきます。初期設定に始まって、操作、EPSONプリンターとの接続に至るまで、散々苦労したことは、このブログに書いてしまいましたが、2カ月経った今、やっと諸問題が解決して、自分のMacBookを「相棒」と呼ぶことが出来るようになりました(笑)。
というわけで、この相棒を死蔵するわけにはいきませんので、来年もまたブログを書き続けていくと思います。読者諸兄姉の皆様におかれましては、来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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