親愛なる「渓流斎日乗」keiryusai.netブログの愛読者の皆様
もしかして、このサイトを開いたら、いつの間にか派手な広告が挿入されているかもしれませんね。私自身は、このブログの当事者ですから確認できません。私が渓流斎ブログのサイトを見たりしたら、「アクセス数」にカウントされるようで、それは「違反行為」となるからです。何の?
何度も挑戦し続けてきたGoogle AdSenseについに、とうとう、やっと、辛うじて、「合格」したのです。思い起こせば、昨年の2024年3月から、新しく「渓流斎日乗」keiryusai.netのブログサイトを作って頂き、Google AdSenseに申請し始めて、20回以上は落選したと思います。こんなんでは、恐らく、司法試験にしろ、何にせよ、途中で諦める人が多いことでしょう。しかし、私は諦めませんでした。1年9カ月間、我ながら、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んできたものです。

何故、ここまで頑張ってきたのかと言いますと、ありきたりですが、プロとしてのプライドと意地です。私は、いわゆる大手マスコミと世間では言われている会社に44年半も記者・編集者として働き、何百何千という原稿を書いてきました。でも、昨年、フリーとなり、何の看板も光背もなくなりましたから、世間では認められていません。せめて、ブログでGoogle AdSenseに合格すれば、やっと「プロ」として認められるのではないか、と思ったのでした。それがこんなに時間が掛かるとは夢にも思いませんでしたが(苦笑)。
ストレスと苦難の連続
とにかく、この約2年間は、ストレスとプレッシャーと落ち込みと自己不信と苦難の連続でした。発端は24年1月に、「旧・渓流斎日乗」keiryusai.comのトラブルです。私の高校の後輩だったIT会社社長の松長哲聖さんに、何から何までお世話になって、このkeiryusai.com のサイトを無料で作ってもらい、それまで利用していたgooブログの記事も全てタダで移行してもらい、おまけにGoogle AdSenseまで付けてもらいました。お陰様で、このGoogle AdSenseの広告収入が年間3〜4万円ぐらいありました。しかし、この松長さんが3年前に急死されてしまいました。
トラブルの連続
松長さんの会社を引き継いだ人とは全くお会いしたことがなかったので、何度か、松長氏の奥さんに問い合わせしましたが、何の事情があるのか分かりませんが、繋いでくれませんでした。そしたら、24年1月になって、後継者の方から、「昨年の広告収入は3715円、今後、サーバー代、ドメイン代として年間12万円支払っていただく」と言ってきたのです。広告収入がいきなり10分の1となるのは有り得ないし、サーバー、ドメイン代が年間12万円とはあまりにも高過ぎます。恐らく、単に私を「追い出したい」ということなのでしょう。そこで、友人から紹介してもらったラッコサーバーと契約して「引越し」することにしましたが、私の記事を引越しする際に、後継者の許諾と承認がなければなりません。そこでまたトラブルです。
私がラッコサーバーに記事の引越しをする際に、「(後継者が)年間12万円もの法外なサーバー・ドメイン代を請求してきたから仕方なく移動することにした。とんでもない奴ですよ」とその理由を正直に書いて送ったところ、どういうわけか「家主」である後継者にも、この秘密のメールが漏れて読まれてしまい、一時、彼は「もう、(記事移行の際に必要な)IDもパスワードも教えない」という怒りをかってしまったのです。
仕方がないので、後継者さんには、最初御本人は拒んでおりましたが、慰謝料を支払い、加えてラッコサーバーには記事引越し手数料1万6500円を払って移動したのでした。
救世主登場
最初、このラッコサーバーで、keiryusai.comをGoogle AdSenseに申請し始めましたが、一向に採用されません。これまた、仕方がないので、Google AdSenseには「相談室」があったので、そこで相談することにしました。そこで知り合ったのがM氏でした。M氏は懇切丁寧に相談に乗ってくれ、大変熱心で親切でしたので、彼とITコンサルタント契約を結ぶことにしました。
このM氏のお導きで、24年3月、松長さんが作ってくれたkeiryusai.comをやめて、新しいサイトkeiryusai.netを立ち上げることにし、ラッコサーバからXサーバーに変更しました。そして、このM先生の指導で、Google AdSenseの審査に通過出来る記事になるような「受験対策」が叩き込まれました。これがなかなか厳しい。
「数字は全角ではなく半角を使うこと」「写真は記事に無関係なランチの写真とか貼らないこと」「写真の位置もその説明記事の前ではなく後ろに掲載すること」「政治的中立を保つこと」「誹謗中傷、差別発言はもってのほか」「テレビや本などから、他人の意見を引用しても得点にならない」「とにかく一つでも読者に役に立つ情報を書かなければポイントにならない」…等々です。
落選する度にその批判度は増しますから、プライドがズタズタに切り刻まれます。しかも、M氏が例証するGoogle AdSenseに合格するブログの見本を読むと、あまりにも薄っぺらく、箸にも棒にもかからない愚作で、余計に自信を無くしてしまったのです。何度、「こんなブログごとき、やめてやる!」と思ったことか!(実際、この愚痴は、ブログにも書きましたね=笑)
そしたら、どういうわけか、先月末に、約2年間、更新もせず、放ったらかしにしていたkeiryusai.comの方を間違えてGoogle AdSenseに申請してしまったところ、何なく僅か3日で承認されたのです。

「どうゆうこと?」と、私は声を大にして言いたいですよ。「記事は頻繁に更新すること」などといったM氏の厳しい「ルール」と全く一致しない、古い、忘れられた、記事とは無関係なランチの写真でいっぱいのサイトが合格してしまったのですからねえ。
慌てて、新しいkeiryusai.netの方もGoogle AdSenseに申請してみたところ、忘れもしません、12月3日(水)午後9時、「おめでとうございます!」と合格通知が飛び込んで来たのです。
私は自他共に認めるIT音痴ですから、後は全てM氏にお任せして、こうして、Google AdSenseの広告に至ったわけです。
ただし、はっきり言わせてもらえれば、普通の人がGoogle AdSenseの審査に合格して広告を掲載する作業を行うことはかなりハードルが高いと思います。私の場合、M氏に大いに助けられました。彼には感謝しかありません。

コメント