今年の夏は何処にも旅行に行くつもりはなかったのですが、過日、Sさんから電話で「吉田の火祭りを見に来ませんか」と誘われてしまいました。
そのお言葉に甘えて、8月26日(水)から28日(金)まで2泊3日で、昨年に続き、また、S氏の山梨県の山名湖の別荘にお邪魔することにしたのでした。

本当は「2年連続お邪魔するなんて、あまりにも図々しい」と思い、ご遠慮するつもりでしたが、日本三大奇祭の一つ、吉田の火祭りは一生に一回は見るべきだと思い直して、参加させて頂くことにしたのでした。
諸説ありますが、日本三大奇祭とは、他に、長野県諏訪市の「御柱祭」(7年に1度)と秋田県男鹿市の「なまはげ柴灯まつり」(2月開催)があります。

何しろ、400年以上の歴史があるそうです。富士山の鎮火を鎮め、五穀豊穣を願い、山梨県富士吉田市にある北口本宮富士浅間神社の夏を締めくくる祭りとして始まったそうです。
まず、お神輿が登場します。

続いて、富士山の形をした神輿が続きます。
とにかく、何処からやって来るのか、人の多さには卒倒するほどでした。富士吉田市の人口は4万3000人ほどですが、このお祭りのために、全世界から?例年15万人も集まるそうです。
確かに外国人観光客もかなり目立ちました。Sさんも「今年は去年と比べても随分多いですよ」と話していました。老若男女、20万人ぐらいいたのかもしれません(公式発表なし)。
あ、そうそう。驚くべきことに、この群集の中、埼玉県小川町の通訳研修で知り合った柿沼さんに似た人がいたのです。声を掛けたら、やはり、ご本人だったので、吃驚です。彼は、HISの旅行パックで来ていたみたいでしたが、あまりにも偶然というか、寅さんの映画を観ているようでした。道路の両脇は何百メートルも屋台が並んでいましたし。
でも、普通、有り得ませんよね?

約3メートルの高さの大きな松明が約120本も、この日だけ封鎖された道路の中央に並べられ、若い衆が次々と火を付けて回ります。

地元の商店や有力者らがスポンサーとなって、これらの松明は寄進され、点火する人もそういった地元のパトロンさんが選ばれたりしておりました。

吉田の火祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
若い衆が頑張っております。

120本もありますから、点火も重労働です。


松明点火の儀式は、いよいよ、富士浅間神社の境内に入って行きます。

最後の締め括りが、富士浅間神社の一ノ鳥居前の松明です。
いやあ、ご苦労様でした。
時計でチラチラ見ていたのですが、約120本の松明点火は、18時半から19時半までの約1時間でしたが、現場で一緒に歩きながら「観戦」していると、2時間か3時間ぐらいの感覚でした。人混みで酔ってしまいました。
私なんか、途中で飽きてしまい(苦笑)、何度もSさんに「もう参りました。降参です。帰りましょう」と言っても許してもらえず、最後までお付き合いしました。
でも、やはり、ハイライトは最後の最後の富士浅間神社の一ノ鳥居前の松明の点火でした。ちょっと感動しました。Sさんが正しかったわけです。

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