区役所の対応、いかがなものか

　マイナンバーカードというものは、どうも好きになれませんが、以前に会社でも「作れ、作れ」というので仕方なく作りました。そのカードの有効期限が早いもので、「今年いっぱいまで」ということで、更新するよう案内が来ました。

　先月、その手続きをしたら、本日、カードの受け取り案内（ハガキ）が来ました。地元の区役所まで取りに来い、という命令状です。なあんだ、書留でも何でもいいんですが、郵送してくんないんですかあ…。

　まあ、それは良しとして、書類をよく読んだら、事前予約したら優先的に受け取ることが出来るというので、電話してみました。待ち時間が節約されますからね。

　そしたら、随分、動作も口調も緩やかな年配の女性が電話口に出てきて、「ハガキが今、お手元に、ありますかぁ～～～？」「はい、その、ハガキの右上のところに、三桁と六桁の数字がありますから～、それを～伝えてください～」と言うではありませんか。私はその通り答えたら、5秒ぐらい間があって、「しばらく～お待ちください」。やっと出てきたと思ったら、「それでは、電話番号を、仰ってくださぁい～」と言うので、自分の携帯番号を告げました。そしたら、また、しばし、間があくのです。

　私はせっかちな人間なので、少し、イライラして来ました。ハガキの数字と電話番号を言えば、「○○○○さんですね」といった本人確認されるかと思ったら、それさえありません。私は、明日にマイナンバーカードを取りに行くつもりで、電話予約すれば、待たずに直ぐ窓口で受け取ることがきることだけを期待していたので拍子抜けしました。

早く言ってよ〜

　そしたら、電話の女性はやっと出てきて、「それでは、受け取りは～2営業日からですから～、ご希望の日時を～仰ってください」と言うではありませんか。「えっ！」。私は明日取りに行くつもりで電話したのです。書類には「予約受付は2営業日以降から」なんて一切書いていません。それなら、「早く言ってよ～」です。そもそも、書類に「2営業日以降」と明記するべきです。まさに、下級官僚らしい、庶民に思いを寄せない不親切な作文です。

　私が「明日取りに行くつもりなんですが…」と思いっきり、冷静に話すと、電話の女は「それでは直接窓口に取りに来てください」と、官僚的な答弁しか出来ないのです。

　私はついにムッとして、「２営業日しか受け取れないのなら、最初から言ってくださいよ。ハガキの番号や電話番号を聴く前に。それに、もっと早くしゃべれないのですか？」と文句をぶつけてしまいました。

　窓口に行けばその場で発行してくれるのに、何で予約は翌々日からなのかサッパリ分かりません。この件に関して、私は被害者ではなく、相手を不快にさせた加害者かもしれませんが、はっきり言って、彼女の数十倍、私の方が不愉快でした。