たまに、見知らぬ電話番号の着信歴に後で気が付くことがあります。勿論、「怪しい」ので、こちらから掛け直したりはしません。余程の緊急の重大な用事ならまた先方から掛け直してくると思っているからです。
でも、昨日は、スマホを操作している最中に電話が掛かってきたので、瞬時に反応して、出てしまいました。
そしたら、いかにもAI(人工知能)でつくられたような女性の声で、「こちらはNTTファイナンスです。お客様に滞納金が発生しておりますので、ご連絡します…」と言うではありませんか。こちらが、何かを喋っても何の反応もないので、録音されたものを自動的にかけていると思われます。
直ぐに「詐欺だな」と感じ、途中で切りました。でも、詐欺電話scam call に応対してしまったのは初めてです。「ついにワシのところにも奴らはやって来たかあ~」といった感じです(苦笑)。
あとでネットで検索してみたら、ここ最近、NTTファイナンスを騙る不審電話・メール・SNSによる詐欺事件が多発しているようですね。驚くべきことに、発信元は日本国内ではなく、北米が多いようです。私も件の詐欺電話の着信歴を見てみたら、電話番号の頭に「+1(844)」とありました。この「+1」というのは、米国かカナダの北米に付けられる国際番号だということです。
NTTファイナンス詐欺電話・SNSは結構事例が多くあるので、その具体的な手口や実例がネットに記載されていました。NTTファイナンスは実在する会社なので、いい迷惑でしょう。「御気の毒に。早く被害届を提出して対策を講じてください」と言うしかありませんが、我々も心して騙されないようにしなければなりません。
人間、誰しも誘惑や脅迫には弱いですからね。君子危うきに近寄らずです。
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