私はブログにはあまり政治的なことは書きませんけど、自民党が裏金非公認候補側にも2000万円もの活動費を支給していたという報道記事を読んで、さすがに怒り心頭に発しました。政党交付金から支払われるといっても、原資は、我々国民の税金ですからね。我々国民の大多数が、裏金非公認候補に金を払ってくれと自民党にお願いしたわけではありません。「こうなったら非自民しかない」と、昨日やっと投票用紙が届いたので、期日前投票に出掛けたわけです。
有難いことに私は自由人ですから、投票は平日の昼間にでも行けます。特権です。10月27日の総選挙当日はさぞかし並んで待たされるだろうと思いました。「それなら、この特権を生かすしかない」と喜び勇んで、期日前投票の会場に行ったところ、ガビ~ンです。既に、何人も並んでいるんじゃありませんか!投票開始は午前11時で、その15分前でも並んでいるのです。「話が違うんんじゃないか」と思い、先に他の用事を済ますことにしました。
社友会に入会
他の用事とは、元会社のOB・OGの親睦団体である「社友会」への入会金を郵便為替で支払いに行くことでした。元会社では、恣意的な左遷人事でかなり冷遇されたので、当初は、もう一切、元会社とは縁を切って、社友会にも入らないつもりでした。年次総会で会いたくない人物も数多いますからね(苦笑)。
しかし、会社を退社してまだ1カ月も経たないというのに、ふと、会社員時代が遠い、遠い世界の出来事か、夢か幻のように思えてきたのです。このまま、縁をプツリと切れば、全てが忘却の彼方に行ってしまうかもしれない。そう思うと、会合に出なくても、OB・OGの近況が書かれた会報が送られてくるので、やはり、入会するか、と思い直したのでした。
近くの郵便局で入会金を払った後、期日前投票所に戻ると、ちょうど午前11時でしたが、行列は3倍ぐらいに膨れ上がって、長く続いていたのです。私は、現在住んでいる街は柄が悪く、マナーも悪く、民度も低いので、蛇蝎の如く嫌っておりましたが、期日前投票にこれだけ長い行列を作るとは! と、逆に感心してしまったのです。
ですから、投票前に15分以上並びましたが、「まあ、これぐらい仕方ないか」と大人の態度を取ることが出来たのでした。「これだけ政治に関心がある街なら許してやるか」といった態度です(笑)。
最近の各紙の報道によると、「自公 過半数割れ」の公算が大きいそうなので、私のたかが1票でもキャスティングボードを握っているのではないかと判断した次第です。
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