近現代史

書評

ハルビン学院特修科とシベリア抑留記 西家文代著「ナホトカの春」

いつも渓流斎ブログに、興味深い話題を提供してくださる宮さんから本をお借りました。西家文代(にしいえ・ふみよ)著「ナホトカの春」(羽衣出版、2025年12月15日初版)という本=写真=です。副題に「ハルビン学院特修科・シベリア抑留記」とあり、...
歴史

「日本は国際インテリジェンス活動をどう展開すべきか」 第71回諜報研究会

第71回諜報研究会(インテリジェンス研究所主催)が6月6日(土)、東京・早稲田大学で開催され、私も参加して来ました。前回第70回のセミナーが開催されたのが、昨年12月でしたから、実に半年ぶりの開催です。待ちに待った開催だったのか、今回は驚く...
雑感

「漱石山房記念館」訪問記

5月26日(火)、前々から是非とも行きたかった念願の「漱石山房記念館」に行って参りました。 漱石山房というのは、文豪夏目漱石(1867〜1916年)が、東京帝国大学などでの教員生活を打ち切って、専属作家として朝日新聞社に入社した明治40年(...
書評

いまだに在日米軍関係費を負担する日本 小野圭司著「太平洋戦争と銀行」を読んで

小野圭司著「太平洋戦争と銀行」(講談社現代新書、2025年11月20日初版)をやっと読了しました。銀行から見た戦争の舞台裏 決して難しい内容ではありませんが、読み終えるのに1カ月ぐらい掛かりました。副題に「なぜ日本は『無謀な戦争』ができたの...
雑感

反ユダヤ主義について

先日、「ネタニヤフ調書」の映画評を書いたため、反ユダヤ主義のレッテルを貼られそうですが、そんなことはありません。むしろ、私は、ユダヤ系のアーティストらからかなり影響を受けて育ちました。 子どもの頃から、ボブ・ディランやサイモン&ガーファンク...
書評

加藤喜之著「福音派ー終末論に引き裂かれるアメリカ社会」で今のイスラエル問題を考える

今話題沸騰の加藤喜之著「福音派ー終末論に引き裂かれるアメリカ社会」(中公新書)を読んでいます。 正直、2週間近く経ってもなかなか読了できません。佐々木小次郎の「武蔵、敗れたり!」の台詞が頭の中で反芻します。加齢により、読解力、記憶力、知力が...
雑感

映画「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」は★★★★★

映画「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」を観て来ました。うーーん、凄いドキュメンタリーでした。 日本では、昨年11月にロードショー公開されましたが、私はその頃、不勉強だったのか、あまり注目しておらず、「二番館」に回って来た本日、東京・池袋の新文芸...
歴史

歴史上稀に見る真の偉人だった大久保利通

私は「幕末の志士」とか「明治の元勲」とか呼ばれる偉人の中で、大久保利通(1830〜78年、47歳没)はあまり好きになれませんでした。盟友西郷隆盛を自決に追い込んだ張本人であり、薩摩藩の国父・島津久光を裏切って版籍奉還(と廃藩置県)を断行した...
書評

アキラ・ミズバヤシ著、水林章訳「壊れた魂」(みすず書房)は大傑作でした

アキラ・ミズバヤシ著、水林章訳「壊れた魂」(みすず書房)を読了し、深い感動の渦の中におります。途中、何度、目頭が熱くなり、実際、嗚咽のような嘆息を何度、ついたことか。 私自身、もう30年前にノンフィクションに転向してから、有り得ない絵空事(...
書評

斎藤充功著「安重根はなぜ伊藤博文を撃ったのか」を読んで

斎藤充功著「安重根はなぜ伊藤博文を撃ったのか」(論創社)を読了しました。同書は、1994年に時事通信社から出版された「伊藤博文を撃った男」(1997年、中公文庫)を改題し、補遺を加筆した上で、29年ぶりに「論創ノンフィクション」シリーズの第...