近現代史

雑感

「夢も希望もない」「生きる気力もない」占領ウクライナで強制的にロシア兵に仕立て上げられた一市民

先日放送されたNHKスペシャル「臨界世界 戦慄の占領地 “ロシア化”の実態」は文字通り、見て戦慄しました。 ロシアによるウクライナ侵攻は今年2月で4年目になりますが、その実態については日本ではあまり報道されなくなりました。そんな中、この番組...
雑感

李香蘭主演「私の鶯」は「幻の映画」ではなかった?

藤原作弥・山口淑子著「李香蘭 私の半生」(新潮文庫)の中に、1943年に満洲映画協会=満映(甘粕正彦理事長)によって製作された「私の鶯」は、「中国でも日本でも公開上映されることなく、文字どおり”幻の映画”となった」と書かれています。 李香蘭...
歴史

「偶然の一致」に驚き 石川達三「生きている兵隊」、マニラ市街戦、李香蘭…

1月19日(月)、東京・新宿の「魚真」という居酒屋で、元会社の仲間3人で新年会を決行しました。「昨年、忘年会の日程が合わなかったから」という理由なのですが、お酒が飲めれば、理由は何でもいいんです(笑)。取り止めもない話をしましたが、翌日にな...
歴史

2026年、きな臭い世の中になってきた危機感を覚えます

まさか、今年(2006年)になって、世界秩序の基盤となっていた「法の支配」rule of law が、あからさまに「武力の支配」control of powerになるとは予想もつきませんでした。 武力によれば何でも手に入るーといった19世紀...
歴史

「西洋の終わり 揺らぎゆく権力と価値観」エマニュエル・トッド氏は予言者か?

昨年(2025年)10月25日、フランスの人類学・歴史学者エマニュエル・トッド氏の朝日新聞社主催による講演会「西洋の終わり 揺らぎゆく権力と価値観」を申し込んだのですが、私は無名のジャーナリストのせいか、「落選」してしまい、大いにガッカリし...
書評

藤原作弥著「満洲、少国民の戦記」は名著、必読書です

昨年10月17日、88歳で亡くなった藤原作弥氏の著作をちょっと必要があって読んでおります。 藤原作弥氏は、世間的には元日銀副総裁かノンフィクション作家か元時事通信解説委員長として知られ、新聞等メディアの訃報では、そんな肩書きで報道されました...
雑感

「占領期文化の再検討」第70回諜報研究会

12月6日(土)、東京・早稲田大学で開催された第70回諜報研究会(NPO法人インテリジェンス研究所主催)に参加して来ました。70回の節目の記念の会に、どういうわけか小生が今回、司会を申し付けられました。私は単なる取材記者として、2012年1...
雑感

「緒方貞子第8代国連難民高等弁務官との出会いに導かれて」講演を拝聴しました

11月16日(日)、東京・麹町の主婦会館プラザエフで開催された大学の同窓会「サロン仏友会」に参加して来ました。 以前にも何回か、このブログで仏友会のことを取り上げたことがありますが、仏教とは関係なく(笑)、大学でフランス語を学んだ同窓生の親...
雑感

「外国勢の対日インテリジェンス工作の準備―日露と太平洋戦争期」第69回諜報研究会Preparations for Foreign Powers’ Intelligence Operations Against Japan – During the Russo-Japanese and Pacific War Periods

11月15日(土)、東京・早稲田大学で開催された第69回諜報研究会(NPOインテリジェンス研究所主催、早稲田大学20世紀メディア研究所共催)に参加して来ました。前回の第68回が開催されたのは7月でしたから、実に4カ月ぶりです。正直に言います...
書評

知られざる「日大帝国」興亡の歴史 森功著「魔窟」で初めて知る私大の利権構造

「日本一のマンモス大学」と呼ばれる日本大学の学生数は約7万人だといいます(16学部86学科)。卒業生は120万人を超えています。2位は早稲田大学の約5万人、3位が立命館大学の約3万5000人。日大と同じように「マンモス大学」と呼ばれる近畿大...