芸術

雑感

【忘れ得ぬ言葉】第3回 「急に泣いたり笑ったり、普通じゃ出来ませんよ」 藤真利子さん

藤真利子(1955〜)さんは本名藤原真理、直木賞作家藤原審爾の娘でインテリ女優として知られています。いわゆる「日本美人」という言い方も変ですが、目元がキリッとした容貌で私もファンでした。過去形にしてはいけませんね。今でもそうです(苦笑)。 ...
雑感

生まれて初めて魯山人を愛でました

先日、古美術蒐集家のS氏のお招きで、東京郊外の彼の自宅にお邪魔したところ、盛大なる歓待を受けました。私の自宅からS氏邸まで、バスと電車を乗り継いで、2時間掛かりましたが。盛大なる歓待 もともと、昨年から、私の亡父の遺品である焼物を古美術蒐集...
雑感

脚本家山田太一さんの回顧展

私の友人で、放送評論家の鈴木嘉一さんから、私宛てだけではないのですが、以下の緊急メールが届きました。「拡散してください」との仰せですから、嘉一さん(ニックネームで、「かいいっつぁん」と呼んでいます)の御希望に沿わなければなりませぬ。 11月...
雑感

「反田恭平 ザルツブルク音楽祭デビュー」に圧倒されました Kyohei Sorita’s Salzburg Festival debut was breathtaking

今年8月17日に開催された「反田恭平 ザルツブルク音楽祭デビュー」をテレビで観ました。ザルツブルク音楽祭とは、勿論、毎年夏にモーツァルトの故郷であるオーストリアのザルツブルクで開催される音楽祭のことです。 正直言いまして、反田恭平さんは、2...
雑感

古美術の世界に浸りました 「東美アートフェア」

嗚呼、何てこったあ、MacBookとEPSONのプリンターが繋がらない! 最近、何をやってもうまくいかず、あまり良いことがないので、モヤモヤしていたところ、骨董好きのSさんが、東京・御成門の東京美術倶楽部で開催中の「東美アートフェア」に誘っ...
歴史

東京国立博物館「運慶展」を鑑賞 興福寺の弥勒如来坐像に心が洗われました

人間、生きていると、誰しも落ち込んだり、無力感や虚無感を味わったりします。だから、人間は文学や哲学、宗教、そして芸術や科学を生み出したりするのでしょうね。 そんな時、私のメンタル不振解消法の一つに仏像鑑賞があります。ちょうど、東京・上野の東...
書評

大河ドラマ「べらぼう」の舞台裏:蔦屋重三郎と江戸の戯作者たち

S氏の山中湖別荘への行き帰りの電車の中など、ここ何日もNHK大河ドラマ「べらぼう」の主人公である書肆蔦屋重三郎関係の本をずっと読んでおりました。2冊読破しましたが、1冊は、松嶋雅人著「蔦屋重三郎と浮世絵」、もう1冊は、鈴木俊幸著「『蔦重版』...
雑感

中村京蔵主演「新版 山月記」を見て

7月19日(土)の炎天下、久しぶりに観劇に行って参りました。以前に、この渓流斎ブログにも書いた歌舞伎役者中村京蔵丈の「新版 山月記」(中島敦原作、村上湛脚本、萩原朔美演出、藤間勘十郎振付)です。場所は東京・目黒の喜多能楽堂です。今年3月、同...
雑感

日本の出版文化と歴史に残した功績は偉大でした 「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」展 

腰痛のため、まだ長距離を歩くのは少ししんどいのですが、上野・東京国立博物館で開催中の「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」展を観に行って参りました。会期が6月15日(日)までと迫っていたからでした。平日の午前中で、しかも雨なら、会場は空...
雑感

7月1日、銀座・蔦屋書店で 中村京蔵初エッセイ刊行記念トークイベント

長年、個人的にも御厚情を頂いている歌舞伎俳優の中村京蔵丈が、初エッセイ集「雀躍囀談(じゃくやくてんだん)」(飯塚書店)を6月末に出版されるということで、その刊行記念トークイベントが7月1日(火)夜7時から東京・銀座の蔦屋書店で開催されること...