歴史

隠田の行者

《渓流斎日乗》2024年4月16日付記事「東郷神社の由来」の写真キャプションに「原宿隠田の池田邸」の説明が書かれています。鳥取池田家の池田仲博侯が大正6年(1917年)、3万8000坪の敷地に部屋数53、庭2000坪の邸宅を建て、敷地内に2...
書評

杉田敏著「現代英語基礎語辞典」

辞書を読む  杉田敏著「現代英語基礎語辞典」(集英社、2024年3月31日初版、2200円)を読んでおります。辞典なので本来なら「引く」ものなのですが、私はこの辞典を読み物として読んでおります。  著者の杉田氏は、ご説明するまでもありません...
歴史

東郷神社の由来

神社の敷地を寄進したのは鳥取か岡山か?  昨晩、在野の歴史研究者名倉有一氏から急に「こんばんは。東京・原宿の東郷神社の敷地1万坪余りを寄進したのは、鳥取、岡山どちらの池田家だと思いますか?鳥取県立図書館に問い合わせたところ、詳細な回答を得て...
歴史

第57回諜報研究会「モスクワ放送の裏オモテ」

4月13日(土)、東京・早稲田大学で開催された第57回諜報研究会(インテリジェンス研究所主催、早大20世紀メディア研究所共催)に参加して来ました。4時間に及ぶ長丁場で、平日の仕事と年のせいか疲労困憊してしまいました。(会場参加は十数人、オン...
歴史

鉢形城跡~「鉢形城主 北条氏邦」展

いきなりですが、「日本100名城」(日本城郭協会選定)にも選ばれている埼玉県寄居町にある鉢形城(はちがたじょう)祉に行って参りました。城巡りはコロナで自粛していたので、本当に久しぶりです。  実は、詳細は書けないのですが、予定した日程がドタ...
書評

今井むつみ、秋田喜美著「言語の本質」を読了しました

今井むつみ、秋田喜美著「言語の本質」(中公新書)をやっと読み終わりました。なかなか難解な本でしたが、大変勉強になりました。このブログで前回も書きましたが、こういう難しい本でもベストセラーになるとは、日本人の知的レベルも捨てたもんじゃない、と...
歴史

「散策できる日本一の桜回廊」見沼田んぼ

桜見の季節です。さいたま市に「見沼田んぼの桜回廊」というのがあります。「散策できる日本一の桜回廊」、「全長20キロ超え」などと自慢しておりますが、宣伝力不足で全国的にほとんど知られていません。  まあ、そのお蔭で、私も昨日の日曜日(4月7日...
歴史

飛鳥山徘徊記

今年の東京の桜の開花(3月29日)は、平年より5日遅く、昨年より15日遅い観測で、2012年(3月31日開花)以来12年ぶりの遅さ(気象庁)でした。  昨年は、4月に入れば既に花が散っていたと思いますが、今年は4月の第1週でもまだ満開ではな...
書評

今井むつみ、秋田喜美著「言語の本質」を読み始めました

今井むつみ、秋田喜美著「言語の本質」(中公新書)を読み始めております。  「2024新書大賞 第1位」や仏文学者の鹿島茂、人類学者の山極寿一両氏らの「推薦」で書店の棚に平積みになっていたので、思わず購入しましたが、読み始めて、それほどドキド...
書評

ブライアン・グリーン著、青木薫訳「時間の終わりまで」再読完了

ブライアン・グリーン著、青木薫訳「時間の終わりまで」(ブルーバックス)の再読を完了しました。やはり、凄い本でした。今度またいつか、3度目の読書に挑戦したいと思いました。  宇宙論を始め、量子論、哲学、宗教学、心理学など色んなことが書かれてい...