歴史

斉藤勝久著「占領期日本 三つの闇」を読んで

4月19日の第65回諜報研究会で「占領期最大の恐怖・公職追放――市川房枝も石橋湛山もパージ」というテーマで報告されたジャーナリストの斉藤勝久氏の著書「占領期日本 三つの闇」(幻冬舎新書)を遅ればせながら、やっと読了しました。三つの闇とは、①...
雑感

世田谷高級住宅街のカフェバーで講演して来ました

5月18日(日)、東京・世田谷区の高級住宅街にあるカフェバー「キットワー」というお店で、ミニ講演会の講師を頼まれ、馳せ参じて来ました。このお店は、小田急線の豪徳寺駅と経堂駅のほぼ中間にあり、隠れ家的存在なので知る人ぞ知るお店です。普通の人で...
雑感

「それぞれの秘密工作から学ぶもの」 第66回諜報研究会

5月17日(土)、東京・早稲田大学で開催された第66回諜報研究会に会場参加して来ました。今回の共通テーマは「それぞれの秘密工作から学ぶもの」でしたが、大変興味深いテーマだったせいなのか、33人とかなり多くの人が会場参加されたので驚いてしまい...
雑感

民主主義の究極の姿?

トマトではなく、ミニトマト、プチトマトの方が原種だったとは知りませんでした。トマトは、南米ペルーなどアンデス地方が原産ですが、もともとはトマトは小さかったのです。それを品種改良して大きく、今普通に食べているトマトの大きさになったといいます。...
雑感

桜は若葉に限る

【創作】※旧友T君の要望に応えて 日本人にとって、桜といえば、桜花のことを指す。だから、花弁が散ったら、人々は見向きもしない。 何かおかしくないか? どこかおかしくないか? 西行も坂口安吾も間違っていた。  桜の花は、その季節になると、咲く...
雑感

ブログ論

このブログ《渓流斎日乗》は2005年に始めたので、今年で20周年を迎えました。途中、病気のため中断した時期もありましたが、我ながらよくここまで続けてきたものだと思います。人から褒められもせず、苦にもされず。さふいふ者に私はなりたいー精神でこ...
書評

毎日のスクワットのすすめ 酒向正春著「筋肉革命95」

昭和30年の男性の平均寿命は63.60歳 「人生100年時代」と喧伝されておりますが、日本人の平均寿命は、昭和30年(1955年)は男性63.60歳、女性67.75歳でしかなかったんですね(厚労省統計)。還暦になれば、「今年、六十のお爺さん...
雑感

誰にも言ってはいけない 「AIの不都合な真実」

先日、放送されたNHK-BS世界のドキュメンタリー「AIの不都合な真実」(フランス、2025年)は、頭の後ろからガツンと殴られたような衝撃を受けました。ChatGPTの進歩の裏には… 今、我々が最も身近なAI(人工知能)の一つが、ChatG...
書評

「NFT」も「アートークン」も理解不能でした 成田悠輔著「22世紀の資本主義」

成田悠輔著「22世紀の資本主義」(文春新書)を読了しましたが、私のような昭和アナログ世代の頭では全てを理解することが出来ず、単なる感想文に終わってしまうことをお許しください。 そもそも、何でこの本を読んだのかと言いますと、以前に渓流斎ブログ...
書評

日本人がほとんど知らない「ソ連崩壊とプーチン報復の真相」 春名幹男著「世界を変えたスパイたち」

少し鳥肌が立つほど興奮する本を読んでしまいました。春名幹男著「世界を変えたスパイたち ソ連崩壊とプーチン報復の真相」(朝日新聞出版、2025年2月28日初版)です。春名氏は、共同通信のワシントン支局長などを歴任した国際ジャーナリストで、私も...