歴史

書評

山東京伝「江戸生艶気樺焼」を初めて読みました

先日、今年のNHK大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎を特集していた「歴史人」(ABCアーク)2月号を購入し、蔦重に関してはかなりのことが分かったので、「も、い、か」と思ったのですが、逆に興味に拍車が掛かり、「蔦屋重三郎が生んだ『出版文化』」を特...
歴史

やはり京都に行かなくてはいけませんね 「開創1150年記念 特別展『旧嵯峨御所 大覚寺』」

久し振りに都会に出て行きました。上野の東京国立博物館で目下開催中の「開創1150年記念 特別展『旧嵯峨御所 大覚寺』」を観に行くためです。あまり、独りで田舎に鬱屈していては、メンタルヘルスに良くないですからね(苦笑)。 でも、それにしても、...
書評

蔦屋重三郎の多彩な人脈に驚き 「歴史人」2月号

今年2025年のNHK大河ドラマは、江戸時代の版元蔦屋重三郎を主人公にした「べらぼう」です。視聴率で苦戦しているようですが、何とか1年頑張ってほしいものです。 大河ドラマは、出版界にとって「柳の下にいつもドジョウはいない」ではなく、「柳の下...
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日本製鉄による買収計画で場外乱闘劇 クリフス社ゴンカルベスCEOが日本を侮辱?

日本製鉄によるUSスチール買収計画をバイデン米大統領が国家安全保障を理由に、禁止を命じた事案が、訴訟問題に発展しています。そんな最中、2023年に買収競争に敗れた米同業クリーブランド・クリフス社が再度、買収に意欲を示し、1月13日に記者会見...
歴史

第63回諜報研究会「幕末期対外情報接受の諸相」

12月14日(土)、忠臣蔵討ち入りの日、東京・早稲田大学で開催された第63回諜報研究会に参加して来ました。オンラインで30人ほど参加されたらしいのですが、会場に足を運んだのは、関係者を除くと4~5人。会場は100人ぐらいは入れる教室でしたの...
書評

名越健郎著「ゾルゲ事件 80年目の真実」を読み始めました

11月20日に発売されたばかりの名越健郎著「ゾルゲ事件 80年目の真実」(文春新書)を読み始めました。まだ前半の途中ですが、最先端の研究成果が網羅され、恐らく現在手に入る、約200冊と言われるゾルゲ事件関連本の中で、最も整理された良くまとま...
歴史

「三井村」日本橋と血盟団事件、CIA東京支局

先月、芸能情報業界のドンであるX氏と、東京・日本橋室町にある明治2年創業の老舗蕎麦屋「室町砂場」で秘密の会談をしたことをこの渓流斎ブログに書きました。室町将軍 そしてまた、この日本橋は、コレド室町や三越百貨店など三井系の建物が林立し、「三井...
歴史

不幸は連鎖してしまうのか?

先日放送されたNHK「映像の世紀 ふたつの敗戦国 日本 660万人の孤独」の中で、敗戦後、満洲(現中国東北部)から命からがら日本に帰還できても故郷に居場所がなく、辺境の地で開拓に乗り出す人々がいたことを知りました。その中で、福島県浪江町で重...
書評

司修著「孫文の机」を読了

10年前に解散した「おつな寿司セミナー」 明日11月18日(月)、ちょうど10年前に解散した「おつな寿司セミナー」の皆さんが小生の慰労会を兼ねて集まってくださることになりました。どなたがいらっしゃるのか、トップシークレット扱いなので分かりま...
歴史

第62回諜報研究会「第二次世界大戦を挟む財界人、インテリジェンス関係者の足跡」

11月9日(土)、東京・早稲田大学で開催された第62回諜報研究会に参加して来ました。先月は所用で欠席したため、久しぶりの参加でした。2人の講師が登壇し、共通テーマは「第二次世界大戦を挟む財界人、インテリジェンス関係者の足跡」でした。 正直申...