高田勤之祐

歴史

泣く子も黙る憲兵になった大先輩、大山勉 東京外国語大学「仏友会」会報第32号

東京外国語大学でフランス語を専攻した卒業生(と現役大学生)の親睦会に「仏友会」というものがあります。年2回、春と秋に定期的に会合(親睦会)を開き、会報「La Nouvelle」も発行しているのですが、その会報誌第32(春)号=2024年4月...
歴史

見応えあったNHKスペシャル「シリーズ未解決事件 File.10 下山事件」

3月30日に放送されたNHKスペシャル「シリーズ未解決事件 File.10 下山事件」は大変見応えがありました。「第一部 ドラマ」「第二部ドキュメンタリー」に分かれていて、今から75年前の1949年に起きた未解決事件「下山事件」の真相に迫り...
雑感

映画「オッペンハイマー」は★★★

今年の米アカデミー賞で作品賞を含む7冠も獲得した話題の映画「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン監督、脚本、製作)を観て来ました。昨年、米アカデミー賞で作品賞を含む7冠を獲得した「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」...
歴史

高祖父も入隊した応変隊とは? 幕末の箱館戦争にも参戦

3月24日付の《渓流斎日乗》の記事「東京・南麻布の有栖川宮記念公園にまつわる話=30年ぶりに旧友と再会もしました」の中で、私の高祖父に当たる高田寛蔵正行(1844~1921年)が久留米藩の別動隊「応変隊」に入隊し、幕末の戊辰戦争に参加した話...
書評

ブライアン・グリーン著「時間の終わりまで」を再読しています

もう何日も前からブライアン・グリーン著、青木薫訳「時間の終わりまで」(ブルーバックス)を再読しています。初めて読んだ時の「驚き」はさすがに薄れましたが、二度目に読んでも細かい所は忘れているので(笑)、滋味深い感動は得られます。 こういう難し...
雑感

二階自民党元幹事長の「ばか野郎発言」は問題

3月25日、自らの派閥を巡る政治資金問題で政治不信を招いた責任を取って「次期衆院選に出馬しない」と表明した自民党の二階俊博元幹事長。不出馬の理由は85歳という年齢に関係するのかと記者に聞かれると「年齢の制限があるのか。おまえもその年、来るん...
雑感

インプ稼ぎとは?海外からも日本語で偽情報拡散

昨日、この《渓流斎日乗》に書いた「『この危機―100年間業界リーダーだった朝日が克服できるか』=第56回諜報研究会」という記事の中で、ネット投稿では、どんな軽薄な記事でもページヴュー(pv)さえ稼げれば広告収益が上がるので、「pvだけが全て...
歴史

第56回諜報研究会「この危機―100年間業界リーダーだった朝日が克服できるか」

3月23日(土)、東京・早稲田大学で開催された第56回諜報研究会(インテリジェンス研究所主催、早大20世紀メディア研究所共催)に久しぶりに参加して来ました。前回の第55回諜報研究会は昨年12月でしたから、実に3カ月ぶりです。 今回のテーマは...
歴史

有栖川宮記念公園にまつわる話 30年ぶりに旧友と再会

3月23日(土)、大学予備校時代の旧友と約30年ぶりに再会して、2時間ほどの短い同窓会を開きました。場所は、末岡君が住む東京・麻布の邸宅です。私が彼の自宅を訪れたのは20年ぶりぐらいでした。30年ぶりに再会したのは、徳島県に住む近藤君とで、...
雑感

どうなるドジャース大谷? 通訳が違法賭博で解雇

今、世界で最も注目されている人物の一人は、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手でしょう。試合の戦績は勿論のこと、彼のプライベートな奥さんの話に至るまで、一挙手一投足が分刻みで報道されるほどです。 そんな折り、長年公私ともに連れ添ってきた通訳...