私が住む自治体から先日、「過誤納金還付(充当等)通知書」なるものが自宅に送られて来ました。えっ? 還付金?
還付金詐欺か?
最近、よくニュースで「還付金詐欺」の事件を多く耳にするので警戒しました。私の銀行口座を明記して返送するように書かれていたからです。還付金の額は、それほど驚くほど多額ではなかったので、言われる通りに送付しました。
思い当たるフシがあるとしたら、たった一つです。個人的ながら、昨年は定年退職して10月から「無職」となりました。それなのに、嗚呼、それなのに、翌年の6月まで、社会保険料や地方税を納めなければならない、と退職する際、会社の総務局の担当者から説明を受けました。
えっ? 2024年10月から25年6月まで、働いてもいないし、まして給料も貰っていないのに、何でなの? どういうこっちゃ?と思いました。しかし、日本の政府の税制がそうなっているから、という説明しか受けませんでした。まるで、国家が白昼堂々、詐欺を働いているようなものだと感じましたよ。言い過ぎかもしれませんが。
それで今回は、恐らく、その「お詫び」として、自治体が取り過ぎた税金を「還付」としてお返しする、という話なのではないか、と理解しました。
山本武利著作集(全10巻)、7月刊行開始
さて、無職ともなると、悲しい哉、欲しいものもなかなか買えなくなります(苦笑)。NPO法人インテリジェンス研究所の理事長でもある山本武利一橋大学名誉教授の著作集全10巻(文生書院)が今年7月から刊行が始まりました。山本武利先生、60年以上に及ぶ研究生活の集大成です。欲しいと思いましたが、1冊税込9680円、とちょっと私にとっては、身分不相応で、手が届きません! メディア史には興味があるので、来年刊行予定の第一巻「近代日本のメディアⅠ」と第二巻「近代日本のメディアⅡ」ぐらいは購入しようかなと思っておりました。
そしたら、山本武利先生御本人から直々にメールで「宣伝のために第一回配本(第七巻「米国の対日工作」)を謹呈致します」との御連絡があったのです。えっ⁉ この、売れない、操觚者に? ありがた山でござりんす(蔦屋重三郎風に)。お言葉に甘えて、版元を通して、自宅に送って頂きました=写真参照=。
「お前は田沼意次か!」と言いたい者があれば、前に進んでくださいな。 私は今後、しっかりとこの本の広報に邁進するのみで御座りまする。
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※政府税制調査会の肩を持てば、納税は、一年後に回ってくるそうです。何故なら、就職して一年目の納税は免除されるからです。
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