先月、ハローワークに行った帰り、最寄り駅近くの路地で長蛇の列を見掛けました。午前11時過ぎです。外の白椅子に7～8人、お店の中を覗いてみると、カウンターがあって客は後ろ向きなので何を食べているのか見えません。手前にも長椅子というかベンチみたいなものがあって、ここにも7～8人並んで座っていました。
何のお店なんだろう？
看板を見ると、「かねかつ」と書いてありました。
はは～ん、とんかつ屋さんか。
失礼ながら、こんな田舎でも人気店が進出するんだなあ、と思いました。
家に帰って、家人に聞いてみたところ、最近出来たラーメン屋だということが分かりました。えっ？ かねかつなのに？ 紛らわしい名前だなあ(笑)。ラーメンならそんな高くないだろうからいつか行ってみるか、と思いつつ、本日、やっと行ってみました。
昼時はかなりの行列になることは知っていましたが、午前11時20分頃、お店に到着すると既に6人ぐらいの人が中のベンチで並んでいました。まあ、外の椅子でなくて良かった、と思いながら順番を待ちました。途中で注文を聞かれましたが、20分ほどでやっとカウンター席に案内されました。カウンターは全部で8席でした。１席空いている、と思ったら、後から入って来た男性客がドンピシャリで、待ち時間ゼロで座りました。大変恵まれたラッキーな人です。この後は、10人以上の人が並ぶことになりましたから。
奥で40歳前後の大将が切り盛りしていました。いかにも頑固そうな職人風に見えましたが、大学教授と言われても疑えないほどインテリな感じでした。あと、若い賄いの女性1人の2人だけでやっていたので、本当に忙しそうでした。店内は非常に清潔で、どこか高級ホテルのバーのカウンターのような雰囲気です。厨房が見えて、ドイツ製の高級フライパン「ターク」がありました。
朝食を済ませて、それほどお腹は空いていなかったので、（しょう油）ラーメンとシュウマイを注文しました。他に塩ラーメンやつけ麺や肉ごはんなどが付いたかねかつスペシャル（ラーメン）セット2200円なんていうのもありました。
運ばれたラーメンは、太麺でした。私は細麺が好きなタイプなので、少しがっかりしましたが、煮干しと鰹節をベースにしたスープが格別で全部飲んでしまいました。トッピングの焼き豚もシュウマイも上品な味でかなりお肉に力を入れているなという感じでした。ま、並んだだけの価値はありました。
今は便利な時代で、ネット検索すると、この店は2022年7月に川口市から移転してきたことが分かりました。川口でも評判の店だったようです。
次は「丸虎」へ
夕方のテレビのニュースを見ていると何処の民放も、「どこそこの店が旨い」といったグルメ特集ばかりやっています。先日見ていたら、何と最寄り駅近くで、一流ホテルの元料理長が始めた変わった餃子専門店「丸虎」という店が紹介されていました。
へ～、こんな田舎でもテレビで取り上げられる人気店があるんだ～。私は食いしん坊ですから、いつか行ってみようかと思っています。
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