どうする年賀状?

年賀状用ポスト Wikimedia Commons 雑感
年賀状用ポスト Wikimedia Commons

 10月27日に投開票された第50回衆院選は、15年ぶりに「自公 過半数割れ」という結果になりました。やはり、そうでしたか。裏金づくりをした非公認候補側へ2000万円もの政党交付金(国民の税金)を支給した自民党に対する怒りは、私だけではなかったんですね。

 ただ、周辺諸国など世界的な有事の中、「政治の空白」をつくってはいけないので、「自公・国民」の連立政権になるのか、「自公・維新」なのか、「自公・立憲」の大連立となるのか、それとも、あっと驚く為五郎になるのか、今後、与野党、水面下で熾烈な駆け引きが行われることでしょう。

はがき代が63円から85円に

 それより、今日の雨、傘がない、ではありませんけど、年末を控え、今年は年賀状はどうしようか、というのが悩みの種になってしまいました。一番大きな要因は、今年10月1日から郵便はがきの料金が63円から一気に85円に値上がったことが大きいのです。収入がない人や、年金生活者にとっては多大なる打撃です。

 私自身も、機を同じくして10月1日からフリーランスになり、まだ収入もありませんから、心もとない。そうは言っても…と、まるでハムレットのような悩みが生じてしまったのです。

 現在、年賀はがきの発行枚数はどうなっているのか? AIに聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。

年賀はがきの発行枚数は、2003年の約44億枚をピークに減少を続けており、2024年用は当初約14億4000万枚と、記録が残る2004年以降で最少となりました。2025年用は当初約10億7000万枚と、2024年用よりさらに減少しています。(AIによる概要)      

 AIですから、少し硬い書き方ですね(笑)。人間らしい表現ではありません(当たり前か!)。けれど、ま、何とか分かります。つまり、昨年と比べ今年は4億枚近く発行枚数が減るということですね。20年間で4分の1以下です。

 そう言えば、昨年書かれた今年の年賀状に、「来年はがき代が高騰するので、今年で最後に致します」と正直に書いてくれた友人知人が3人おりました。

 で、と大きな声を出しますが(笑)、私自身、これからどうするのか、と言いますと、悩んだ末、「続ける」ことに致しました。現役のピーク時、250枚ぐらい出していました。取材でお世話になった有名女優さんや歌舞伎役者さんらいまだに続いている人もおります。それが、番町皿屋敷のように1枚~、1枚~と減り、一昨年はついに100枚を切り、今年は、どうやら85枚に落ち着きそうです。返事が来ない人には親友でももう出さない、という方式でやっていったら、段々減っていったからです。

飛脚か~!!??

 郵便代が高騰したのは、多くの人がメールで済まし、手書きの手紙やはがきは書かなくなったからでしょう。民営化された郵便局も、商売としてあがったりで、人員も削減したことでしょう。だから、郵便配達人も減り、聞くところによると、土日の配達はなくなったようです。

 10月23日(水)、元会社からメールがあり、ある重要書類を私の自宅に先日送りました、との連絡がありました。でも、なかなか届きません。それがやっと本日28日(月)に届いたのです。後ろの差出人を見たら元会社の担当者のお名前と出された日付があり、そこには「2024年10月16日」とありました。ということは東京の会社から私の自宅まで12日間も掛かったということになります。本当に10月16日(水)に郵便ポストに入れられたのかどうか分かりませんが、まるで外国郵便並みの遅さです。

 私も思わず「飛脚か~!!??」と叫んでしまいました。

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