一番喜んでいるのはプーチンさんなのでは?

ロシアのプーチン大統領(出典 Wikimedia commons) 雑感
ロシアのプーチン大統領(出典 Wikimedia commons)

 本日は4月1日、エイプルフールです。1年に1回だけ?堂々と嘘をついて良い、という日になってはおりますが、昨今のネット上では、毎日のように嘘八百の偽情報が垂れ流しにされていますから、もう意味がないことでしょう。もう毎日がエイプリルフールです。

 物事には「良い点と悪い点」があります。「メリットとデメリット」という言い方もありますが、これはどうやら和製英語らしく、実際には、”pros and cons”とか “advantage and disadvantage”などと言うそうです。

 いずれにせよ、昨今の国際情勢も見るにつけ、もう良い点は一つもなく、悪い点とデメリットだらけではないでしょうか。言うまでもなく、もう5年目に入ったプーチンによるウクライナ侵攻は「悪い点」であり、トランプとネタニヤフによる「宣戦布告」なき、交渉の最中のイラン攻撃は明らかに騙し討ちです。このイランとの交渉に当たっていたトランプの娘婿のクシュナーと、トランプの不動産仲間のウィトコフはともにユダヤ系米国人であること自体が奇妙な符号の一致を感じさせられます。

 このイラン戦争に関しては、1カ月も経った3月30日になって、やっと国連が「国連憲章違反である」との共同声明を発表しました。遅過ぎた感はありますが、日本政府も「国連憲章上違法な武力行使には協力しない」と31日に閣議決定したので、この根拠も正当性もない戦争に参加(機雷除去も含めて)することはないだろう、と私自身は、甘く判断しております。

 それにしても、石油を巡って、世界経済を大混乱に巻き込んでいます。毎日、ホルムズ海峡と紅海のバベルマンデブ海峡のニュースが話題にならない日はありません。

 日本はまだ世界的には裕福な国と言われ、石油の備蓄がありますが、備蓄のないフィリピンやタイなどで簡易なバイクタクシーでさえ運行出来なくて困っている、といった報道もありました。一人当たりのGDPでは日本を上回っている韓国でさえ、ロシアからプラスチックの原料となる原油から取れるナフサの輸入を始めたというニュースもありました。えーー⁉︎ですよ。

 西側諸国はロシアに対して経済制裁を課しているはずなのに…。これではイラン戦争で一番喜んでいるのはプーチンではないでしょうか?

 エイプリルフールの日なので、でっかく大嘘の記事を書こうと思いましたが、現実に負けました。せめて、この記事がいつか大嘘になることを夢見るしかありません。

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