ジム・ロジャーズ「大暴落前夜」を読んで

ジム・ロジャーズ「大暴落前夜」(プレジデント社)keiryusai.net 雑感
ジム・ロジャーズ「大暴落前夜」(プレジデント社)keiryusai.net

 ここ数日の出来事ですが、夜も眠れないほどのメンタルの不調に襲われてしまいました。個人的なブログにあまり詳しく書けないのですが、ある金利の高い金融商品に手を出してしまい、にっちもさっちも行かなくなってしまったのです。

 株などの証券とは違い元本が保証されている安心安全な金融商品だと誤解していたら、原則中途解約が出来ず、今、仮に中途解約したとすると、最大27%もの違約金が発生するというのです。例えば、1000万円だとすると、270万円も違約金が取られるというとんでもない商品だったのです❗️私は説明文を詳しく読まず、違約金が発生するとしたら、せいぜい10万円ぐらいだろうとタカを括っていたのが大間違いでした。要するに、無能というか馬鹿でしたね。

 途中解約せずに、元本が保証されるまであと13年もあります。その頃、私は超高齢者になってしまうので生きているかどうかさえ心もとないのですが、逆に言えば、「これから健康で長生きしなければいけない」という人生の目的というか、課題が見つかったことになります。皮肉ですね。

 それにしても、その金融商品を発行する銀行の電話で応対する女は最悪でした。私が「こんな高い違約金なら、これを担保にして、サラ金に借りた方がマシじゃないですか? 酷い暴利で、阿漕な商売ですね。もしあなたが私の立場だったらどう思いますか?」と抗議したら、「さぁ」と一言言っただけで黙り込んでしまいました。良心の呵責もない、自責の念もない、罪の意識もさらさらないサイコパスではないかと思いました。「よく確かめない自分の馬鹿さ加減を棚に上げて、何を言うか」と言われるかもしれませんけどね。

今はバブルで暴落するのか?

 そんな折、家人が図書館で借りてきたジム・ロジャーズ著「大暴落前夜」(プレジデント社)が居間に転がっていたので、「メンタルの不調を立ち直らせなければいけない」と思い、読み始めました。そしたら、結構面白いのです。ジム・ロジャーズ氏は、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並ぶ「世界三大投資家」の一人ですが、投資に関心がなかったせいで(お陰で、この通り、簡単に変な金融商品に騙されてしまいました)、彼の著作を読むのは初めてです。

 この本は彼の人生哲学書みたいなものでした。最後の方で、「人生で大切なことは、自分を幸せにすることを見つけることである」で述べる一方、「結局、お金で本当の幸せは買えない」とまで言い切っています。お金に困っていない超大富豪さまからこんなことを言われると、「へ〜」と思ってしまいますがね。彼も、投資面で数々の失敗をし、2度も離婚経験の末、3度目の結婚で二人の娘さんを授かりますが、「若い頃は子供が欲しいとは思わなかった。子供は60歳過ぎて儲けるのが一番良い」とまで言っております。彼は、ポール・マッカートニーと同じ1942年生まれですから、現在、83歳。娘さんはまだ20代です。

 この本に書かれた彼の投資哲学は、歴史を見ても、永遠に続くブル・マーケット(強気相場)はないから、今の狂宴バブルの終焉は目前に迫りつつある。私はベア・マーケット(弱気相場)を追いかけて投資してきたから、今のような強気相場では投資せずに現金で保有している、といったものでした。タイトルにあるように、現在は「大暴落前夜」だというのです。

 私は経済に疎く、投資失格者ですから、何とも言えませんが、「投資の神さま」が仰ることは、一目置いておきたいと思いました。

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