火災保険にまつわる苦労話

辰馬海上火災保険(本文とは関係ありません)(出典 Wikimedia commons) 雑感
辰馬海上火災保険(本文とは関係ありません)(出典 Wikimedia commons)

 先日は、拙ブログで高額になった火災保険のことを書きました。

 今住んでいるマンションで、35年前に購入した時に「住宅金融支援特約火災保険」とやらに入っていて、建物の保証金は1060万円ですが、掛け金は35年間分の一括払いでわずか2万9150円でした。その35年間の保険契約が今年3月29日で切れるので、火災保険会社から「新しく火災保険に入りなさい」とパンフレットが送られて来ましたが、それを見て、吃驚です。

 最高額のA社は、5年間契約で建物の保証金は1210万円、家財が700万円で、一括払いの保険金額が21万5190円もするのです。最低のB社にしても、5年契約で建物の保証金が1060万円、家財がなし(0円)で8万5580円もするのです。保険ですから、5年間で、火災も何も起きなければパーです。掛け捨てです。

 要するに、「安心料」なのですが、他人の不安につけ込む阿漕な商売だなあ、と思いました。友人知人に保険業を営む人がいますので、あまり悪口は書けませんが…。

 何でこんなに高いのか、直ぐに分かりました。何もかも良いことしか書かれていないパンフレットは、立派な30ページ以上に及ぶ高そうなものです。まず、これにお金が掛かります。それに、表紙に売れっ子の俳優さんを使っていますから、これにもお金が掛かります。つまり、これらの広告宣伝費が消費者に回って来るということを意味しているわけです。

 パンフレットと一緒に同封された案内書の中には営業マンの携帯電話番号だけでなく、似顔絵やプロフィールまで書かれています。そんなもん必要ありません。「お電話ください。今すぐ、ご説明にあがります」とか何とか書かれていますが、何か、彼らを食べさせてあげるために火災保険を契約するようで、白けてしまいました。

 「もう火災保険なんぞに入るものか」と思いましたが、自宅が火災にならなくても、隣室から延焼することもあり得ないこともないし、全く入らないのもどうかなあ…と悩みあぐねた末、見つけたのが、都道府県民共済です。新型火災共済で、建物保障1050万円、家財保障400万円という最低線のギリギリ保障を選択すれば、掛け金は年間わずか6960円で済んでしまうのです。これなら、「安心料」として、庶民の私には丁度良い価格です。

 何で、こんなに安いのかと言いますと、都道府県民共済はほとんど宣伝していないので、広告宣伝費を極力抑えているからだと思います。勿論、高いタレントさんなんかを宣伝に起用したりしません。

 私は10年ほど前に長期入院をしましたが、この共済からしっかり保険金が降り、家計的に助かった経験があります。

 皆様のような富裕層の方には関係ない話でしたが、庶民の私はこうして悩んで頭を使うしかないのです。

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