2月14日(土)、とうとう京都の旅も最終日です。4日間の弥次喜多道中、よくぞここまで付いてきてくださった。でかしゃった、でかしゃった(「伽羅先代萩」)。
弥次喜多道中とは言っても、4日間のうち、半分の2日間は単独行動でした。最終日は、今回行きたかった残された醍醐寺を目指しました。醍醐寺は洛外の山科にあるので、洛中の神社仏閣巡りを考える際、どうしても一緒のリストから外れてしまい、別枠で旅程を組まなければならないからです。
醍醐寺へ
そうは言っても、私が宿泊したGホテルのある地下鉄の烏丸御池駅から醍醐駅までわずか21分で直通で行けることが後で分かりました。遅かりし由良助です。私は地下鉄烏丸線で京都駅に行き、そこでJRに乗って山科駅まで行き、そこからまた地下鉄東西線で醍醐駅まで行ったので、時間とお金のロスになってしまいました。
もっとも、この旅程を作ってくれたのは生成AIチャッピーです。醍醐寺に行く前に、家人から頼まれた「越後屋多齢堂」のカステラのお土産を買うことを厳命されていたので(それと引き換えに旅行を許されたので)、千本今出川までわざわざ買いに行かなければなりませんでした。生成AIの指示通り、地下鉄今出川駅から店まで歩いたら、歩いても、歩いても、なかなか到着せず、30分も掛かりました。後でお店の人に、店の前から地下鉄の今出川駅までバスが通っていることを教えてもらい、「最初からそうすれば良かった」と思いました。生成AIの旅程はまだまだです(笑)。

醍醐寺といえば、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名です。私も、それがために足を運んだのですが、花見の季節は相当混雑するので、わざと避けたのでした(笑)。境内には何十本か、何百本かの桜の古木がありましたが、拝観券売り場の女性は「桜は秀吉はんの時代のものですよ」と仰っていたので驚いてしまいました。本当かなあ?


ここに来る前の3日間、毎日2万歩前後歩いていたので、もう足がパンパンです。それでも、仁王門から金堂、五重塔、祖師堂、観音堂、弁天堂、そして、戻って来て、仏像棟と三宝院というお決まりのコース(1500円)を完歩しました。
国宝の薬師如来三尊像が安置されている霊宝館の平成館は休業でしたが、霊宝館の仏像棟だけは入ることが出来て、快慶作の「不道明王坐像」(鎌倉、重文)=撮影禁止=を拝顔することが出来ました。
醍醐寺は真言宗です。普通の人はあまり意識されないでしょうが、今回の旅は、宗派が重ならないように臨済宗、浄土宗、天台宗、真言宗、律宗、浄土真宗の寺院と神宮を拝観することが出来ました。







もう昼時になったので、醍醐駅に隣接する駅ビルにあった「上等カレー」という店でカツカレー(1170円)を食しました。確かに上等な味で美味かったのですが、「明日で閉店する」と聞いて、これまた吃驚です。会計の際に、私が「どうしてですか?」と尋ねたら、お店の人は「色々ありまして…」と言葉を濁すので、私も「そうですか。では(理由を)聞かないことにします」と言って立ち去りました。
まるき製パン所
これで、所期の目的を果たしたので、あとはオマケです。どうしようかと思いました。まだ午後1時前。帰りの新幹線は午後4時過ぎなのでまだ3時間以上あります。そこで、初日に東郷さんが盛んに勧めてくださった大宮松原の「まるき製パン所」に行ってみることにしました。地下鉄とバスを乗り継いで45分ほどでお店に到着してサラダパンなどを購入し、まだ時間があるので、ここから歩いて壬生寺(律宗)まで行くことにしました。

壬生寺は新選組ゆかりの寺です。後日、3日目に京都市内旅行を案内してくださった元吉さんに壬生寺に行ったことをお伝えしたら、「四十七士ですか?」と言われてこれまた吃驚仰天です。元吉さんはあまり日本史がお得意ではないようです…。

壬生寺の境内は無料ですが(笑)、新選組などの資料を展示した歴史資料館を拝観すると有料(400円)になります。恐らく、現在の敷地は幕末の頃よりは遥かに狭くなっていることでしょうが、それにしても境内の狭さには少し失望してしまいました。境内で、血気盛んな新選組の連中が武道の稽古に励んでいたことを小説等で読んでいたからです。



東本願寺
さて、まだ時間があるので、バスと地下鉄を使って五条駅まで行き、東本願寺(浄土真宗)まで行きました。「京都1日バス・地下鉄乗車券」(1100円)は本当に役立ちます。
京都旅行をした際、時間が余ると、新幹線が発車する時刻の直前まで、いつもJR京都駅に近い東本願寺か西本願寺をお参りするのが私のお決まりのパターンです。

浄土真宗は、日本で一番、信者(門徒)が多い宗派なので、さすが、境内も広く、重要文化財の本堂(御影堂)も立派です。壬生寺には大変失礼ですが、ここを参拝すると、「京都に来たんだなあ〜」と実感が湧きます。

また、直ぐにでも京都旅行がしたくなりましたが、次回となると、来年かな?と思っております。それとも、仏像巡りで奈良に行くかもしれません。いずれにせよ、京都旅行のお陰で、あれだけ不調だったのに、心身ともに健康を取り戻した感じになりました。
旅行は、本当を言えば、面倒臭いですが、健康になる「特効薬」かもしれませんね。
※将来の読者を見越して、歴史的資料として、わざと拝観料などの金額を入れています。なあに、バルザックの小説を真似しただけですよ(笑)。

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