今年もカナダからクリスマスカードが届きました。「グルメ王」を称するTさんからです。もう10年近く届いております。当初は会社宛でしたが、昨年から自宅に届くようになりました。
Tさんは、マスコミの勉強会仲間だった翻訳家の片岡みい子(1950〜2017年)さんのご主人で、ソ連現代史研究家の正垣親一氏(1947〜2001年)と親友で、私が2017年、渓流斎ブログに片岡みい子さんの追悼文を書いたところ、たまたまその記事を見つけてくださって、私に連絡を頂きました。それ以来、帰国した際にお会いしたり、親しくさせて頂いており、この渓流斎ブログにも度々、登場させてもらいました。
今どき、郵便代も高いアナログのクリスマスカードとは律儀で真面目なTさんの性格がそのまま出ている感じです。カードの中に入っていた「カナダからの手紙」には、今年10月に一時帰国した際に、高齢者施設に体験入居され、その時、「謎の人物」として、何人もの若い女性スタッフが、彼のお話を聞きたくて、T氏の部屋を訪れてきた逸話を披露されていました。
確かに、Tさんは謎の人です。でも、やはり、カナダ生活が長いTさんも、生まれ故郷の日本が一番良いのかもしれませんね。

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