何故、「店頭発券手数料」を払うのか?

中国にあるローソン(本文とは関係ありません)Wikimedia Commons 雑感
中国にあるローソン(本文とは関係ありません)Wikimedia Commons

来年1月に開催される「綾小路きみまろ」の公演会のチケットを事前購入しました。もう何十年も前から「ライブ」に行ってみたかったので楽しみです。

 勿論、初めてです。初めてと言えば、コンビニのローソンを通してチケットを購入するのも初めてでした。事前にスマホで予約し、クレカで料金を支払ったので、店頭に行けば、「ローチケ購入完了のお知らせ」のスマホの画面を見せれば、直ぐに、その場でチケットを発行してくれると思っていました。

 何故なら、S席のチケット代の他に、「システム利用料660円、店頭発券手数料330円」を別に支払っていたからです。

 そしたら、店の人は「あっちのLoppiで最初に発券してください」とい面倒臭そうに言うのです。私は初めてですから、「何?それ?」てな感じです。やり方も分からないので、マゴマゴしていたら、「予約番号を入れればいんですよ」とぶっきらぼうに言うのです。

 どうにか、発券してもらいましたが、「おいおい、これでも、俺は、店頭発券手数料なるもの払ってるんだぜ‼︎」と声高に叫びたくなりました。

セルフサービスでもチップ

 欧米では飲食店で食べ終わったら、チップを払う「義務」がありますが、それはあくまでも、飲食物を運んでくれる給仕人によるサービスに対する対価です。それが、最近、プリペイド式やセルフサービス方式になって、それでも尚且つ、チップを支払う「義務」が事前にシステムに組み込まれていたりします。「俺は何のサービスも受けていないのに、誰にチップをあげているのか?自分自身にか?」と腹を立てる人が多く出て来ているそうです。

 今回、ローソンからチケットを発行してもらった際、この話を思い出しました。発券する際、Loppiとかいう端末で自分自身で操作して、出てきたレシートみたいなものを長い列に並んで待って、カウンターに提出して、不機嫌そうな顔のお姐さんから、やっと紙のチケットを発行してもらいましたが、それでも店頭発券手数料は、自分持ちですからね。

 先日は、「便利は不便」という記事を書きましたが、まさに「便利は不便」です。便利にはやはりカラクリがあり、公然と手数料を請求されるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました