ドジャースのワールドシリーズ2連覇に感動しました

LA Dodgers( Wikimedia Commons) 雑感
LA Dodgers( Wikimedia Commons)

  11月1日(日本時間2日)、カナダのトロントで行われたワールドシリーズ、ブルージェイズ対ドジャースの第7戦の死闘を最後まで見てしまいました。3勝3敗同士の最終戦も、延長戦にもつれ込み、どちらが勝ってもおかしくない展開で、延長11回、MVPにも選出された山本由伸投手の活躍で、ドジャースが5−4で逆転勝ちし、2連覇(9度目)を遂げました。

 ーなんて、新聞記事みたいな書き方ですが、私は、1980年代ですが、5年間、大洋(現横浜DeNA)、阪神、オリックスとプロ野球球団を担当し、春季キャンプのオープン戦も含め、年間130試合以上を取材し、他に、高校野球や大学野球等も取材したので、野球は「普通の人の一生分を見た」つもりで、ここ昨今は、あまり見ることはありませんでした。でも、やはり大谷翔平というベーブ・ルース以来の二刀流の超スーパースターが日本から登場したこともあり、米大リーグは、ニュースだけでも見るようになりました。

日本人は凄い!

 私が子どもの頃は、王、長嶋の巨人V9の全盛期でしたが、実力は、本場米国とは雲泥の差でした。まさか、野茂英雄以降、イチロー、松井秀喜ら、これほど日本人が大リーグで大活躍するとは予想さえ出来ませんでした。国粋主義者じゃありませんが、やはり、「日本人は凄い!」と単純に感動してしまいます。

 今回、ワールドチャンピオンに輝いたドジャースの日本人トリオの大谷と佐々木郎希は岩手県、山本由伸は岡山県出身で、いずれも地方出身というのも凄いです。これだけ東京に一極集中しているというのに、「金の卵」は、人口が少ない地方で生まれる確率が高いということになりますからね。

 二刀流大谷は、もう漫画の世界を超えてしまい、どんなに優秀な漫画家さんも、描くことは出来ないことでしょう。10年総額7億ドル(2023年当時、1014億円)という高額契約金も、結果的にそれほど高額ではなく、球団は、入場料や、放映権、グッズの売上などで、既に、回収したと言われています。ワールドシリーズのバックネット裏のプレミアム席が、日本円で、300万円とか520万円とかするという報道もありましたから、「回収した」というのは、噂ではなく本当かもしれません。それだけ、現在、映画スターやロックスター以上に、大谷の活躍は世界中の注目で、高い入場料を払ってでも見てみたいという人が大勢いるということなのでしょう。

 暗いニュースが多い昨今、たまにはこんな明るい話題でも良いではありませんか?

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