最近、碌なことがありませんね。ゲッターズ飯田の「五星三心占い」によると、今年の私の星座の「金の鳳凰座」は一日たりとも開運日がない最悪で「不運」の一年となるようなので諦めてはおりますが…。
碌なことはない、というのは、現金書留封筒が昨日戻って来たのです。2週間近く前の話ですから、とっくに先方は受け取っていると思っていたので吃驚です。8月18日(月)に佐賀県に住む従弟の哲男さんが急逝されたということで、翌19日(火)に現金書留で香典をお送りしたのでした。それが、昨日の8月31日(日)に急に自宅に戻って来たのです。そこには、以下のようなシールが貼ってありました。
配達日8月21日10時51分 保管期限8月28日 「ご不在のため当局にて保管しましたが、保管期間を経過しましたのでお返しします」 日本郵政株式会社 佐賀中央郵便局
郵便局は民営化されたのに、如何にも官僚的文章です。1週間預かったのだから、「後は知らねえよ」といった感じです。
最初は、もしかして、奥さんの清美さんが受け取り拒否したのかな、と一瞬思いましたが、そんなはずがありません。電話で確認したところ、清美さんは「えっ⁉ 本当ですか? 不在通知証も何も入っていませんでしたけど」と仰るではありませんか!
怒りに駆られて、月曜日の午前、35度と猛暑の中、自宅近くの郵便局に直行しました。「不在通知証が入っていなかった、と先方は言っております」「郵便局はこちらに返却する前に、もう一度、当該者に確認しないのですか? ここに住所と電話番号がはっきり書いてあるでしょう?」ー私は、その郵便局のトップと思われる40代ぐらいの男性に縷々説明しました。
そして、「水かけ論になりますが、オタクは不在通知証をポストに入れたと言ってますが、先方は受け取っていない、と言っております。もしかして、配達員さんがポストに入れ忘れたか、入れても、浅くポストに入れたので風で飛んで行ってしまった可能性があるかもしれません」などと、しつこく私は彼に説明しました。
そしたら、彼は佐賀中央郵便局に電話で確認を取ってくれました。結果的には、25分も待たされた挙句、佐賀中央郵便局の配達員は、確かに不在通知証をポストに入れた、と主張するので再発送するしかないということになりました。
私は納得はいきませんでしたが、「そんなこともあるだろう」と、ある程度予感をしていたので、余った年賀状記念切手を持ち込んでおりました。現金書留ですから郵便代は590円も掛かりました。また、もう一度、現金で590円を払うのが馬鹿らしかったので切手を持ってきたのです。
ただし、記念切手は651円分ありました。61円余計に払ったことになりましたが、面倒臭いので「そのままで良いですよ」と、私は先方に丸投げしました(それなのに、家に帰って領収書を見てみたら651円ではなく、590円となっていました! どゆこと?)。
善処してほしい日本郵政
結局、現金書留は二重払いさせられ、人生の大切な貴重な時間まで奪われました。踏んだり蹴ったりですよ。やはり、碌なことはない、とはこのことでした。
最近、民営化された日本郵政に関する不祥事がよく報道されていますが、こうした庶民が泣き寝入りするような事案も改善し、また、善処してほしいと思いました。
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