本日は、地元の公民館で開催されている生涯学習教室に参加して来ました。2回目の今回のテーマは「人生100年時代 フレイル予防のための食生活」で、講師は健康管理士で野菜ソムリエの重田健一氏でした。フレイルを予防して健康寿命を延ばすには、①適度の運動②社会参加③食生活の3点が重要ですが、今回は食生活を中心にしたお話を聞くことができました。
まず、フレイルとは「虚弱」という意味で使われ、もう日本語になっていますが、重田氏によると、本来はfrailty(虚弱、衰弱)で、フレイルは和製英語なのだそうです。英語辞書を引くと、frailは、弱いという意味の形容詞でした。
フレイルと似た用語にサルコペニアやロコモティブシンドロームなどがありますが、フレイルは、身体的、精神的な虚弱、サルコペニアは筋力の低下、ロコモティブシンドロームは運動機能の低下を指すようです。私の場合、自慢じゃありませんが、これら全部当てはまります。どんなもんだい!
心掛けるべき七つの習慣
長いお話を私の独断と偏見で簡単にまとめさせて頂きますと、フレイル予防には、心掛けるべき七つの習慣があり、①1日3食しっかり食べる②タンパク質(ヨーグルトなど乳製品、納豆、肉、魚)を意識して摂取する③特に不足気味のビタミンD(卵、干し椎茸、舞茸、鮭、鯖、秋刀魚等)を摂る。これはカルシウムを吸収するためで、1日に5分は日光を浴びる④1日2.0l~2.5lの水を摂る➄口腔内衛生のため歯科定期健診とガムを噛むこともお勧め⑥ボランティアでも趣味でも何か社会参加する⑦適度な運動(1歩は65cmで、1日7100歩以上)ーといったものでした。
最後の1日7100歩以上は、結構、きついなあ、と思いました。
ルビーレッドが最高
このほか、重田先生は野菜ソムリエの資格も持っているので、日本人はもっと果実を食べることを勧めておりました。特に栄養価が高いのがキウイフルーツで、3月に出荷されるニュージーランド産のルビーレッド=表紙写真=という品種が最高なんだそうです。私は見たことも聞いたことも今回が初めてでしたが、来年の3月になったら、買ってみたいと思いました。他に、重田先生は、和歌山産のアボガドも勧めていましたが、これは12月頃出回るようです。いずれも、結構、高価ですから、健康寿命を延ばすには、お金が掛かるということになりますかあ。
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