1日だけの「断スマホ」

Smartphone (Wikimedia Commons) 雑感
Smartphone (Wikimedia Commons)

 5月31日(土)、「断捨離」じゃありませんが、1日だけの「断スマホ」に挑戦してみました。たった1日なので、「断スマホ」というより、「離スマホ」の方が正確なのかもしれませんが、とにかくやってみました。

 スマホなどの液晶画面を見る時間をscreen timeというそうですが、私の場合、そのスクリーンタイムが1日○時間○分と、我ながら異様な長さだと気になっておりました。いわゆる一つの「スマホ廃人」です。こんなにスマホに時間を取られてしまうとは、ミヒャエル・エンデの「モモ」のように、「時間どろぼう」に人生の大半を取られてしまっているようなものです。

 特に、最近、インスタグラムを復活させたところ、早速、友だちから反応があり、面白くて止まらなくなってしまいました。

これではいけない

 これではいけない。最初は、スマホの電源を切っておこうかと思いましたが、もしかして、緊急の電話が掛かってきたりしたら都合が悪いので、一応、スイッチは入れておきました。

 でも、メールは見ないことにしました。それでも、朝昼晩、電話が掛かってきたかどうか、たまに確認したりしたので、翌日見たら、スクリーンタイムは10秒でした。そっかー、10秒眺めていたのかあ(笑)。

「目に悪いことはしない」

 何で、断スマホに挑戦したのかと言いますと、私がスマホ廃人だった頃、ネットニュースをパラパラ見ていたら、ドジャースの大谷翔平選手が「目に悪いことはしない」という話があったからでした。大谷選手が、日本ハム時代に、栗山監督から、当時野球解説者だった達川光男さんを紹介されます。達川さんといえば、広島の正捕手として大活躍し、広島の監督まで務めた有名人です。でも、大谷選手はよく知らないというのです。世代が違っても、達川選手は、テレビの「珍プレー、好プレー」の常連で、野球を知らない人でもよく広く知られた人です。

 ということは、どうやら大谷選手は「目に悪い」ということでテレビを見ない人で、動画も、自分のスイングや投球フォームを確認する程度で、極力見ないようにしているらしいのです。睡眠時間は10時間たっぷり取り、それ以外は野球と練習に専念し、1年でも長く現役生活を続けられるように休息し、身体を労わっているということになります。恐らく、彼はスマホを持っていても、ほとんど画面は見ないのかもしれません。

 私は単純な人間ですから、この逸話を知って、「じゃあ、俺もスマホを節制してみるか」という気持ちになったわけです(笑)。

スマホに執着すると煩悩が生まれる?

 実際やってみて、たった1日だけでしたので、さほど苦労することもなく、スマホがなければなくてもやっていける感触だけはつかめました。ただし、この日は、大阪で開催された第8回尾崎=ゾルゲ研究会のセミナーにオンラインで参加することをすっかり失念しておりました(苦笑)。主催者の皆さん、ごめんなさい。

 でも、やはり、スマホに執着すると煩悩が生まれます。別に煩悩だらけの人間でもいいじゃないか、ではありますが、1カ月に1回程度、「断スマホ」をやってみるのも気分転換になっていいかな、と思いました。

 ということで、1カ月に1回以上は、ブログは更新されず、電話以外繋がらない日がありますから、宜しくお願い致します。

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