昨日は青天に恵まれ、4年前に亡くなった親友の神林康君(行年64歳)のお墓参りに行って参りました。
昨年も同じようなことを書いたかもしれませんが、彼の墓所は、日本一通勤定期代が高いと言われる北総鉄道の「印西牧の原」駅から歩いて20分ほど掛かる真言宗豊山派大生寺(だいしょうじ=千葉県印西市)の千葉ニュータウン霊園にあります。大変失礼ながら、「ニュータウン霊園」と名前だけは立派ですが、永代供養塔と呼ばれる小さな、小さな共同墓所で彼は静かに眠っております。
印西市は茨城県に近いので、自宅から往復4時間ぐらい掛かり、交通費も3000円以上掛かりました。
彼の命日は4月27日です。ゴールデンウイークになると、決まって彼のことを思い出します。毎年お参りしているので、もう4回目です。だから、もう道に迷うことはありません。失礼ながら、大生寺近辺は、何もない田舎で、駅から徒歩で20分も掛かるのに、昨年にはなかった住宅が結構、新築されているので驚いてしまいました。景色が少し変わったので、すぐ分かりました。
駅の近くには高層マンションと大と言ってもいいぐらいの豪邸街もあり、千葉ニュータウンと呼ばれていますが、この徒歩20分圏の近くには商店もほとんどありません。ま、皆さん自家用車なのでしょう。若いうちは良いですが、年を取ったら車の免許証も返納しなければならないでしょうから、他人様のことながら、いくら庭の広い豪邸でも生活するのに大変ではないかと心配してしまいます。
大生寺は小さな寺院ですが、今回、境内に神社もあることを初めて知りました。Googleマップで調べたら三宝大荒(さんぽうだいこう)神社と出て来ました。いわゆる神仏習合の神社です。三宝荒神をお祀りしているといいます。
お参りした後、印西牧の原駅に戻り、例年通り、この近くのイタリアンレストラン「サイゼリヤ」に入店しました。

なぜ、「サイゼリヤ」なのかと言いますと、2021年に亡くなった神林君と一緒に最後に会食したのが、東京都足立区新田の「サイゼリヤ」だったからです。彼が急死する2年前の2019年1月5日でしたが、翌年から世界的な新型コロナのパンデミックが発生し、それから直接、会えなかったのでした。
今回も私の目の前の席に自分の鞄を置いて、その鞄を彼に見立てて、赤ワインの小デカンタ(200円)とグラス2個を注文して乾杯しました。おつまみは、モッツァレラピザ400円で、合計600円です(笑)。随分、安上りのランチとなりました。物価高の昨今、サイゼリヤは庶民の強い味方です。
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