年に一度の味噌づくり

年に一度の味噌づくり 雑感
年に一度の味噌づくり

 昨日は、家人の奴隷に成り下がって、年に一度の味噌づくりに勤しみました。家庭で本格的に味噌をつくるようになったのは、7~8年前ぐらいからでしょうか。最初は、小規模でしたが、段々と拡大し、今や味噌樽2個でつくるほどになりました。

 当初、私は全く手伝いませんでしたが、2~3年ぐらい前から駆り出されることになりました。しかも、こき使われ、古代ローマ帝国の奴隷以下の扱いで、悪態と嫌味をつかれて散々な目に遭いながらの作業です。悔しくて夜も眠れません。

 味噌づくりは、大豆と麹と塩が原料という至ってシンプルなのですが、その下準備にはかなり時間が掛かり、煮た大豆の「豆つぶし」や、つぶした豆と麹と塩を合わせて丸める作業も丸々一日掛かりです。10時間24分というフジテレビの記者会見ほど長くは掛かりませんが(笑)。

 味噌の作り方は、家人が図書館で調べてきた自己流です。大豆は「とよまさり」、塩は「粗塩」で、決め手となる材料の麹は、栃木県那須町の有名店のものです。そこでは味噌づくり教室も開き、朝ドラで主役を演じた女優さん(内緒で~す)も贔屓にされているそうです。

 実は、家で自家製の味噌をつくるようになって、スーパー等で売っている大量生産の市販味噌は食べられなくなりました。大変失礼ながら、添加物も多く、塩辛いだけです(これも内緒で~す)。手作りの自家製は、いまだに麹が生きている感じです。味も風味も何もかも違います。

 味噌は7世紀に大陸から伝わってきたといわれますが、改良を重ねてきた昔の日本人は本当に偉いと思います。特に発酵食品は、免疫力を高めるらしく、健康に貢献してくれます。1日1杯の味噌汁で医者いらずです(笑)。

 自家製味噌づくりはお勧めです。

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