【身辺雑記】パリ風の世田谷サロンに参加しました

小田急線「経堂」駅 雑感
小田急線「経堂」駅

 昨日の日曜日は、元会社と大学の先輩であるT氏のお導きで、東京・世田谷区の高級住宅街にあるワインバーで開催された懇親会に参加して来ました。

生まれて初めて降りた経堂駅

 私にはあまり御縁のない場所であり、また、御縁のないお住まいの人々なので、まず、目的地に着くのに大変苦労しました。最寄り駅が小田急線の経堂駅ということでしたが、小田急線なんか滅多に乗ることはありません。そのため、新宿から経堂まで、各駅停車の電車に乗ったらいいのか、快速急行に乗って良いのやら、それとも急行が一番なのか、さっぱり分かりませんので、いちいちスマホで検索して確かめなければなりませんでした。

 ワインバーは経堂駅から徒歩7分という話でしたが、これまた道に迷って、20分ぐらい掛かってしまいました。あたしゃ、方向音痴なのでお店の地図も読めませんでした。

 懇親会は、T氏が5~6年前ぐらいから参加されているということで、まあいわばサロンみたいなもんでしょうか。講師を読んで話を聞いたり、セミプロのミュージシャンを呼んで演奏会を開いているようです。

 世田谷区は、パリでいえば、16区か17区に当たる高級住宅街です。まあ、悪く言えば、小金を持ったスノッブな連中が多いということです(笑)。駅からお店探しで歩いているとやたらと黒メガネをかけた40代か50代ぐらいのしゃれた男たちに出合いました。それも、1人や2人ではなく、5、6人もですからね。サングラスではありません。まさしく黒メガネです。普段はフェラーリかポルシェに乗っているような連中です。

 ちょっと偏見で書いてしまいましたが、実際に本人に取材して聞いたわけではないことはご了解ください(笑)。

 懇親会に集まったのは、私も入れて10人ぐらいの男女です。「ぐらい」というのは、途中で来て、すぐ帰ってしまう人もいたからです。平均年齢は75歳ぐらいでしょうか。お一人、今年86歳ぐらいになられる慶大医学部出身の生理学者さんがおられたせいかもしれません。最も若い人でも65歳ぐらいでしょうか。いずれも高学歴で、外資系の大企業などに勤めた後、定年退職して悠々自適の生活を送っていらっしゃるといった感じでした。高齢になっても仕事を続けている方もいらっしゃいました。それが何となくパリのサロンを思わせたのでした。

 実は、私はT氏から来月か再来月に、この場所で、「何か話をしてください」と頼まれたのでした。ですから、昨日参加したのは、そのための下見みたいなものでした。講演料は出ない代わりに、当日の飲み代、食事代が無料になるといった程度ですが、このような上品な有産階級の皆さまが驚くほど知らない芸能界の裏の話なんかをさせて頂こうかなあ、と思っております。

本当は恐ろしいメディア業界

 しかしながら、メディアもおっとろしい世界だと分かりました。20日に放送されたNHKスペシャル「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」の中で、性加害を知っていながら、ジャニーズのタレントを貪欲に番組に起用して視聴率アップに貢献して、NHKの理事にまで大出世したWという東大出のエリートさんが、その論功行賞でNHK退局後、旧ジャニーズの役員となり、現在、その後継会社であるSTARTO ENTERTAINMENTの顧問を務めていることを知りました。その人はNHKの後輩記者の突撃取材に対して、「おい、仲間じゃないか」と言って逃げ廻って、その後も霞ケ関の官僚のような作文を送り付けて取材拒否しておりました。

 芸能界よりもマスコミ業界の方が恐ろしいのかもしれませんね。

 

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