コロナ死亡者、今も年間3万2000人?

新型コロナワクチン接種の予診票 wikimedia commons 雑感
新型コロナワクチン接種の予診票 wikimedia commons

 仕事の関係で、一般の方よりも、日々のニュースを追ってはいるのですが、結構見逃している記事が多く、今更になって驚くことがあります。

 昨年5月から、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行しましたが、厚生労働省が4月に発表した最新の人口動態統計(概数)によると、昨年5~11月に計1万6043人が新型コロナで死亡していたという記事(2024年5月8日付産経新聞)も見逃しておりました。もしくはすっかり忘れておりました。この数字は、半年間のものですから、1年に換算すると3万2000人以上がコロナで亡くなっているということになります。

 それなのに、嗚呼、それなのに。巷を歩いている人たちの危機感はほとんどありませんね。最近、マスクをしている人の姿がめっきり減りました。電車やバスの中でもマスクをしている人は5割ぐらいに減少しました。別に煽り立てる必要はありませんが、新聞やテレビで報道しなくなったので、コロナはなくなったと多くの人が勘違いしているからなのでしょう。

 私の場合、周囲に結構感染した人がいるので、危機感を持って、なるべくマスクを付けるようにしております。A君が感染して、会社で隣りの席のB君にうつし、B君は自宅で奥さんにうつしてしまい、昨年感染して免疫があると自慢しているC君は大丈夫でしたが、どういうわけか、奥さんが陽性と診断されたというのです。感染した人のいずれもワクチンを5~6回接種していたということですから、今流行のコロナはいわゆる変異株なのでしょう。最近はコロナの報道が少ないので、どうなっているのか、さっぱり分かりませんが。

 ですから、政府も厚労省も情報を小出しにせず、キリの良い時に、情報開示してほしいと思いました。小池都知事も「三密」の時は、あれだけのパフォーマンスをした人ですから、情報発信ぐらい出来ることでしょう。蓮舫さんというライバルが出現して三選が怪しくなってきたのでそれどころじゃないのかもしれませんが。

コメント

タイトルとURLをコピーしました